久しぶり北海道

2020年3月18日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎碧の座一年点検

昨年の忘年会におじゃましたのが最後、今年初めての北海道です。なんと3ヶ月ぶり。毎年、工事工事と続いていて、毎週のように通ったところなのにこんなに間があいたのは十何年ぶりではないでしょうか。
今年は、新型コロナウイルスのせいで工事も延期となったのです。皆さんに会うのも久しぶりです。

今日は碧の座の一年点検。何年もかかった案件でした。昨年の今頃バタバタとオープンに向けて動き回っていました。工事の間、デザインを考えすぎて眠れないことが多かったです。これで良かったんだろうか、もっと何かないんだろうかと、頭の中でいろんなシーンが浮かんできて寝てても設計したりデザインしたりしていました。こうして一年、感慨深いです。気持ちが入った工事ほど、完成して、自分の手から離れてしまうことがなんとなくさみしい気がします。

今日は、一年点検なのでこの一年で不備はなかったかを、ひとつひとつ見て回ります。

今年の北海道は大変な年の始まりでした。観光業も大変な時なのです。
早く皆さんが元気になれますように。

岡部泉

花の香り

2020年3月16日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎香りほど脳に届くものはない

沈丁花の花が際立った香りを放つ時。香りほど豊かな情報を与えてくれるものはない。目でみるよりも耳で聞くよりも香りの与える情報は豊かです。脳にもっとも多くの情報をとどけているように感じます。
なぜか、この季節のこの花の香りに出会うと母の薄黄色の紬の縞の着物を思い出します。

沈丁花の花の香りをなんと言おうか。その香りを言葉で表現するのは難しい。風にゆられて発せられる香りは、突き上げられるような意思のはっきりした香り、あんなに大人しそうなかわいい花なのに。ほんの少しだけの甘さに草原のような野生を秘めた感じ。いやいや言葉の表現はむずかしい。
香りの奥の奥の微細なエッセンスを探り当てることができないとだめなんでしょうね。

岡部泉

不安という大敵

2020年3月15日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎最近、眠れるようになった

人間の最大の敵は不安だと思います。ウイルスよりも強敵。不安が人を傷つけたり争いを起こしたり、人類の歴史は不安との戦いだったと思います。今もです。いろんな情報に撹乱されて争いごとや、差別がおきたりしています。新型コロナウイルスは攻略法が不明ゆえに不安が増大しています。知らぬ相手に不安を覚えるのも人の常です。歴史はどうしようもない感染症とともに変革されてきたのです。

私も会社のこと、仕事のこと、社員のこと。。ここ数年、いろいろ不安に苛まれて眠れない夜が続いていました。精神安定剤がないと不安で眠れない。この安定剤がお守りみたいな役割をしていました。
しかし、最近はこの安定剤なくても眠れるようになりました。ヨガを始めて、体が温まるようになったからでしょうか。私が考える不安よりも考えても仕方ない大きな不安に直面して「諦め」という覚悟がついたからでしょうか。

最近は、ヨガ教室も自粛で参加していません。それでも眠れるようになっていたら、図太い覚悟がついた証拠です。

岡部泉

季節はどっち

2020年3月14日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎桜咲いたり、雪降ったり

昨日まで本当に暖かくて、桜ももうすぐだと思っていました。ところが今日は雪が降る。しかし桜の開花が発表。どっちなんだ。

そんな中、新宿伊勢丹まで行きます。この前デザインしたホワイトデー用のお菓子の売れ行きを見に行くためです。コミュニケーションのための飴をつくりました。組み飴といって文字を組み合わせて気持ちを伝えます。アメッセージといいます。
今回は、色を新鮮に感じたいというテーマでデザインしました。色ってほんと不思議。かわいい色って出尽くしたと思いきや、そうでもなく微妙なトーンの違いで新鮮に感じるものだとあらためて思いました。ガラスのショーケースの中でそのパッケージの色たちは花畑で合唱しているみたいでした。

そのあとは雪降る中、事務所にいって図面を書いたり、絵を描いたりします。久しぶりに細かな絵を描きました。パソコンで描くのがいいのかもしれませんが、絵は鉛筆で手の形やらをデッサンしたりして苦労して描くのがいいのです。手の形っていっても龍の絵なので、変な形です。鳥を参考にするべきなのかと迷います。龍の手にも三本と四本と五本と身分の格差があるらしい。三本は庶民で四本は貴族で五本は皇帝。なんとなく五本にしておきました。ポーズをとらせるのに四苦八苦。なんといっても架空の動物なので自由ではあります。オリジナル龍、明日仕上げよう。

岡部泉

的確、迅速な判断

2020年3月13日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎首長の個性は地域の顔に

新型コロナウィルスが世界を飛び回って、小さな敵に世界中が困惑しています。

日本でも感染した県が赤く染まり、だんだんと日本地図に白いところが少なくなっています。さすがに交流人口が多い順に赤くなっているように思えます。
そんな中でニュースを見ていると地域行政の考え方が、それぞれに違うのが興味深いです。
こういう緊急事態にこそリーダー判断が明確であることが大事です。

北海道、和歌山、大阪、それぞれにリーダー、首長の判断が早い。首長の的確、迅速な判断が地域を救うんだろう。毎日報道される首長の情報が、だんだんと地域の個性を感じさせることになるのが興味深いです。

そうだ、東日本大震災の時もそうだった。各県の首長の対応が各県の未来を表しているような気がしました。

私も小さな会社の社長です。こんな時こそ的確で迅速な判断をしなくてはと思うのでした。そしてこれが会社の個性になるんでしょう。

岡部泉

3月11日

2020年3月12日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎被災地は遠いのか

9年前の東日本大震災の様子をテレビで見た時の驚きと恐怖を忘れることができません。あまりにも大きな震災にどうすることもできない無力感が襲ってきました。たくさんの方が苦しんでいて悲しんでいる。

私ができることは何だ。そんな思いがこみ上げてきました。

前の年にアメリカでたくさんの料理人たちと大きなカンファレンスがありました。その料理人さんたちの協力を得て、「東北の食を守ろう」をスローガンに活動を始めました。4月、岩手のシェフを訪ね、一緒に炊き出しを始めました。陸前高田の町であったところを車で走っていくのですが、町がすっかり津波で失われていました。ナビなど当然役に立たず、壊れた家の柱や壁が高い壁になったところを迷いながら走りました。沿岸の町はあまりの津波の爪痕で以前の町を想像できませんでした。

そして、5月31日、インターコンチネンタルにて、京都、東京、大阪、沖縄、日本全国の一流料理人さんと東北のシェフと生産者さんをお呼びして、カンファレンスとオークションをしました。そしてその時のお出しした料理が本当に凄かったのです。一流料理人の方々が東北の食材を使って、料理を作ってくれたのです。東北の食材なんて使ったこともなかった方々ですが、さすがに一流です。見事な料理に仕上げてくれました。青森、岩手、宮城、福島、各県に問い合わせをし食材集めをしました。その時は電話を離せないくらい、懸命に生産者さん、組合、そして料理人さんと電話をしっ放しでした。

特に大変だったのが福島の食材でした。川俣シャモと須賀川のきゅうりを使うことにしたのですが、放射能検査をきちんとするにも検査施設がいっぱいでなかなかやってくれませんでした。安心だという証明がないといけないと思ったのです。福島の食材を使いたいと言ってくれる方はいないかと思いましたが、手をあげてくれたのが吉兆の徳岡さんでした。川俣シャモときゅうりのスープを作ってくれました。京都のお店におくり仕上げてくれました。
皆さんに東北っていい食材たくさんあるね。みんな健康食だと言ってもらった時はとても嬉しかったです。

たくさんの人の努力と親切があり、東北を知ってもらうこともできました。炊き出しから仮設住宅の訪問、水産加工場の改善支援、、、いろんなことを9年の間にさせてもらいました。なにか役にたったのかかわかりませんが、東北の地はすっかり私の生活の中にあります。

会社の方針も随分変わりました。地域のためになる会社へと進みたいと思いました。

しかし、その思いは残念ながら社員には伝わらず、3月11日はすっかり忘れられていて、新型コロナウイルスの心配か、自分の瑣末なことへの関心で、関心のない遠いところのもののようでした。本当にがっかり。。

岡部泉

オリエンテーション能力

2020年3月10日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎ってなんだ

今日、大きな企業のリーダーの方と話していて、我々に必要なのは結局オリエンテーション能力なんだとおもうんですよね。って。。「オリエンテーション能力」ってなんだ?

なんとなくわかるようなわからないような。。その企業さんから私は設計デザインの仕事をいただいています。クリエティブなことは外部の専門家にまかせているということ。それは私みたいな役。
企業リーダーがやることはまとめること。オリエンテーション能力とは、方向付けする能力と言っていいのでしょうか。

私は経験や直感から企画書を書いて、必要な建物の意義を示していきます。そして事業計画。収支予測ですが、それを成立させる魅力があるかどうかと考えます。ここら辺が結構大事なこと。
そんなことをごちゃごちゃ皆さんと話しをするのですが、結論に近づくためには、方向を示してもらうことが必要です。

多くの意見を集約して、オーナー側の考えとしてまとめてくれることはとてもありがたいです。そうでないといつまでも企画をだし図面を書き続けることになります。
私はこういうすぐれたオリエンテーション能力にすぐれたリーダーに恵まれているように思います。今回は少し長くかかりましたが、方針が決まりました。
さて、またデザインを始めていこう。

岡部泉

生きてるかぁ〜って

2020年3月7日 | izumi | イエローデータデザイン日記, ソウルオブ東北

◾︎また心配していただき・・

東日本大震災から9年が経とうとしています。街はだんだんと復興してきて綺麗になりました。道の駅もできました、防潮堤もできました。しかし、この3月11日が近づくと心が塞ぐという方も多くいらっしゃいます。まだまだ心の中の不安や恐怖はなくなっていないのです。2人に1人にPTSD症状が見られると新聞に掲載されていました。

そんな中、ブログの更新を怠っていたら、「生きてるかぁ〜」ってメールが来ました。宮古市田老町の漁協のH氏です。ブログが更新されていないと心配される方がいます。すみません。

田老はそれはそれは大きな被災に見舞われて大変なところです。二重の防潮堤を越えて大津波が町を飲み込んでいきました。私も支援活動で何度もお伺いし、昨年まで水産加工場の調査事業をさせてもらっていました。
今年もはやどりワカメをいただいたり。。わかめうどんにしていただきました。綺麗な緑色が鉢にいっぱいに広がって、東北の春一番を感じます。

NHKスペシャルで「東日本大震災9年の謎、国内最大級の巨大津波、海底に潜む未知の脅威」と題して宮古市でおこった津波を解明していました。
その番組中に田老の防潮堤を黒い津波が乗り越えてくる瞬間をH氏が捉えた衝撃的な写真が取り上げられていました。
防潮堤を越えた黒い津波はあっという間に住宅の壁を押し倒しどんどんと加速していきます。
そして沿岸の町は跡形もなく海にさらわれていったのです。その惨事が始まる瞬間です。息を呑むような瞬間です。
助けられなかった人たちに申し訳ないと思う心咎めもあったとのこと。みなさん、同様に苦しい9年であったことでしょう。

震度と津波の大きさは比例していなかったということもわかりました。サイレント津波です。惨事があり研究が進み、解明の糸口が見つかりました。

小学生だった子供たちは高校生になり、中学生だった子供が大人になっていくこの9年の年月。この惨事を見つめ、悲しみを乗り越えて先に進んでくれることを祈ります。

最後に
「防潮堤はこわれても〜田老の海〜」 このブログを是非読んでほしいです。
つぶさに震災時から現在の田老町の様子がわかります。

岡部泉

迷う案件、迷わない案件

2020年2月10日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎1月から図面ラッシュ

ただいま、新規案件が複数あって、図面ラッシュです。頭がそれなりに疲れるみたいで、時々ボォーとする時があります。やや睡眠も浅いのかな。
それでも自分を疑い続けることが結構好きみたいです。これじゃないよね、違うよね、、といつも頭の中で誰かがつぶやいています。

でも、これだ!とすぐできあがる案件もあります。意匠もなにもかも早く結論がでるのが不思議。ちゃちゃと図面に指示をして、それを優秀なスタッフに回します。Sくんは優秀です。私の難解な文字と説明をこなしてこれます。

こねくり回して迷う案件もあれば、ピタッとピンとくる案件もあるのです。予算がきびしいレストランや店舗が、考えすぎて苦手ではあります。

それともう一つ、個人住宅はとても気を使います。

ひょっとしてこの方の趣向は、これではないではと疑心暗鬼となり迷うのです。答えのない答えを求めることになります。私がつくった旅館に泊まられて、依頼されることがあります。私のデザインを気に入ってくれているので、「お任せします」と言ってくださるのですが、住むのはやはりこの方ですので、趣味や生活ルールなども考えて、ベストなものを作らなければと慮ります。

個人住宅は、主人あってのデザインですので、旅館とはまた違うのです。旅館は不特定多数の方が、この空間をお客様の方が選んできてくださるので、個人的趣味を考える必要がありません。旅館であっても、女将さんが仕切る家族的な旅館だとやはり個人住宅のようにいろいろ考えることになり、細かな配慮が必要なんでしょう。旅館案件は苦労も多くありますが、デザインとしては公約数的ですのでコンセプトさえ決まれば進みます。そして、旅館以上に公約数的なものといえば、図書館、役所、ミュージアムなど公共施設なんでしょうね。クライアントも国だったり行政だったりする案件。有名建築家が代表的な作品に残しやすいのもこの公共施設であるのもわかります。

いずれにしても、設計デザインというものは、自分の度量の広さと深さが要求される仕事であることには間違いありません。

岡部泉

免疫力

2020年2月7日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎自ら守るために戦う力を身につけよう

先月から、世界は小さな見えない敵で大変です。マスクも薬局から消えてしまうし、不穏な空気が漂っています。我々は菌とともに暮らしていると言っても過言ではありません。

体に悪い菌、良い菌。

菌を選ぶわけにはいかないので、結局は、悪い菌に勝つ体にしておかないといけないです。普段から免疫力を高める生活を送りましょう。

プロポリスとローヤルゼリーは毎朝、少し。
食事は、納豆、味噌、ニンニク、りんご、長芋、たまご、ブロッコリー、緑茶、わかめ、ごま、まぐろ赤身、鮭、鶏肉、、などなど。いつも繰り返し食べる食材で決まっているのは20種類くらいでしょうか。こんなものを飽きずに食べています。

意外に風邪もひかないのは、食生活のおかげだったのか。
あとは仕事をやりすぎて、睡眠を減らさないことに気をつけよう。

岡部泉