体カチカチ

2017年11月18日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎柔軟な体になりたい

考えてみたら今月は毎週出張でした。月6回どこかにいくことになっています。こんなに移動が多いせいで、もともと硬い体がさらに硬くなります。硬い体は何かと悪さをします。つまり血流が悪くなって頭が痛くなったり、あちこちに痛みがでたりといいことありません。

今一番の困ったイタイことは腱鞘炎。企画書ひとつ仕上げると必ず右手首が痛くなりテーピング状態となります。それでもイタイイタイと言いながら文字や画像を打ち続けています。右手首が不自由になると何もかもが嫌になってやる気がでません。

それもこれもあちらこちらの関節が硬くなり、ついでに老化で筋肉がなくなり、負担がかかるせいかと思います。

もう決意しました。イタイイタイにさよならするために。仕事を楽しく続けるために。

柔軟な体になるぞ!

毎日ストレッチを励行することにしました。なんでもちゃんと基本を知りたい私は早速、本やに。ストレッチ系の本があるはあるは。これだけカチカチの高年齢層がいるってことなのか。

まずは欲張らず、毎日できる簡単なストレッチ二種類から始めることにしました。二ヶ月後には、きっと前屈がピッとできて、開脚180度くらいできる体になっているはず。そんな風になったらどれだけポジティブな気持ちになれるか楽しみです。

岡部泉

加工場意識調査3

2017年11月17日 | izumi | ソウルオブ東北

◼︎ベトナムの女の子たちがかわいい

日本全国人手不足と言われていますが、水産加工場はもっとそうなのです。しかし、その人手不足を助けてくれているのがベトナムからきた女の子たちです。

この加工場は働き方改善を行っていることもあり、今年も多くの子達がこの会社を選んで来てくれました。今回のプロジェクトの成果の一つは「選ばれる水産加工場」です。

どの子もベトナムで日本語を学んできています。アンケートの質問でわからないことは積極的に聞いてくれます。なんといってもその間もみんなで相談するのでワイワイと賑やかで楽しそうです。
アンケートの回答を見ると、みんな仕事がたのしい、とてもいい会社、みんなとても親切、そしてもっと残業したいと書いてあります。もっと働いてもっと稼ぎたいという本音です。

なんとも素直でかわいらしい。目がキラキラしています。日本は豊かになりすぎたのでしょうか。日本の子達は悩みが多い。ベトナムの彼女たちは、とてもシンプルです。彼女たちの方が幸せなのかなと思います。

彼女たちに何が一番したいってきいたところ、「いろんなところに行ってみたい」「一番行きたいところはトウキョー!」。今の女の子らしい答えでした。いつか東京に来たら訪ねて来てね。

そして、最後にベトナム語を教わりました。「ありがとうってなんて言うの?」「カムオン」とても難しい発音で、小さな先生に何度もダメだしをされました。最後までうまく言えませんでしたが、「いい感じです」と慰められました。みんなこんなに発音が違うのに日本語を覚えてくれているんだと思いました。挨拶励行をしているので、日本のみなさんもベトナム語の挨拶をお返ししようということになり、休憩室に貼り出すことにしました。次に会う時まで私も練習しておきます。

岡部泉

加工場意識調査2

2017年11月16日 | izumi | ソウルオブ東北

◼︎ギャップ3つ

水産加工場の働き方改善の意識調査の中でコミュニケーションを潤滑にすることが重要であることがわかります。もちろんこの問題は、あらゆる世界で共通することなのだと思います。

ギャップから生まれるコミュニケーション不全の一つ目は男女の性別間ギャップ、二つ目は若者と熟年者の世代間ギャップ、三つ目が現場と管理部との部署間ギャップです。

男女間ギャップについては、根が深いです。もともと男女とは脳の仕組みが違うので感性も違うのです。女性たちは些細な圧力で傷ついたりしているのです。より一層努力がないとこのギャップは埋まりません。特にここ東北の男性は、真面目で頑固でお世辞や冗談など軽口など叩きません。女性を面白い話で楽しませたりすることなんてまずないように思います。ここがまたいいところなんですが、コミュニケーションとしては不利なのです。熟女たちは面白い人なんていないよねぇ、なんとなく怒っているみたいでプレッシャーを感じるよねぇといいます。そんなことないよとけげんそうに男性陣はいいますが、きっとまだまだ女性陣の気持ちがわかっていないんだろうと思います。

そして世代間ギャップ。どうやら若者はお昼もスマホばかりを見てるらしいです。それは照れでもあるかと思いますが、こんな光景は全国、あらゆる職種であること。この問題は若者から近寄っていく必要がありそうです。アンケート調査でも一人の時間を大事にしたいと書いていますが、困った時に助けてくれるのは先輩なのです。自分を少し変えて接するのが社会なんですがね。
三つ目は部署間ギャップ。現場と管理部とでは顔も名前も知らないことが多く、同じ会社の社員同士として寂しい限りです。その改善としてランチを一緒に食べるという試みをしましたが、これは場を盛り上げる人がいると大変効果的ですが、そうでないとお通夜みたいになるらしいです。キャラクターに影響が大なので、もう一考です。

こんなようなことを繰り返していくうちにだんだんと問題に気がつき改善されていくようです。私が何ができるわけではないのですが、第三者として何かみなさんのはけ口にはなれているようです。

岡部泉

加工場の意識調査1

2017年11月15日 | izumi | ソウルオブ東北

◼︎挨拶は心を開く第1歩

ソウルオブ東北の活動の中に働きやすい水産加工場プロジェクトがあります。

水産加工場には女性の力が欠かせず、90%は女性が働いています。若い子から60代の方まで、毎日分単位で仕事をこなしていく彼女たちは本当に優れた働き手です。この水産加工場は昨年来から続けているので二年目になります。お知り合いも増えました。成果測定のためのアンケート調査をお願いするのですが、待ってましたといわんばかりに沢山の意見がでます。第三者に話す方が気楽なのだと思いますが、その元気さには驚きます。ワイワイと加工場をどう良くしていくのかという熱い討論が続くのです。

中でも主任のT子さんは私よりも2歳ほど若い方ですが、みんなを束ねる要のような方です。もう定年になってしまうのが残念です。この方の統率力は本当に素晴らしいのです。皆に元気を与えるそのパワーはきっと男性も敵わないでしょう。
管理職は大体は男性陣ですが、いつか現場から管理職が生まれてくれたらいいのにと思いました。そんなお手本ができたらみんな、もっと頑張れるのだと思います。加工場の現場の女性の地位をあげるのも今回のプロジェクトの目的でもあります。

そんな話を管理職の方に提案をしたのですが、もちろんその可能性はあるんですよと言っていただきましたが、その空気は遠い未来のことのように感じました。

この一年の間に、いくつかの改善をしました。休憩室の断熱材をいれたり、スローガンをつくったり、人事考課測定を考えたり、就業規則をきちんと置いたり、休憩時間の明記をしたりと労働環境の整備をしました。

そして一番問題だったのは、コミュニケーション不足でした。まずは挨拶から始めました。「おはよう」「ありがとう」「おつかれさま」。管理職の方から声をかけてもらうことにしました。簡単なことのようですが、実行し持続するのは案外大変です。

挨拶とはまず心を開く第1歩、笑顔を引き出す魔法。

一年の成果報告では続けてくれているみたいです。その結果女性陣はとてもいい気持ちがする、やる気がでるという答えが返ってきました。中には挨拶をしても返してくれない上司がいるという意見もありましたが、それは個人的に修正をしてもらうしかありません。総体的にはコミュニケーションの第1歩としては効果があったようです。

それにしても熟女たちの力とはすごいです。パワーあります。このパワーをもっともっと認めてあげたいと思います。

岡部泉

仕事再開

2017年11月10日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎たまった仕事をひとつひとつ

ひとつ大仕事が終わるとなんとなく脱力感があるもので、次の仕事に向かうために新しい活力が必要です。
私は自然の中にいるのが一番の活力になります。

東北の自然に囲まれて、活力が湧いてきました。またいつもの会社に戻って仕事をひとつひとつ片付けます。

岡部泉

海の子

2017年11月8日 | izumi | イエローデータデザイン日記, ソウルオブ東北

◼︎牡蠣船で女の子に出会う

山から海へと向かいます。ここ三陸は震災後から通い続けてきたところです。復興が進んで街も変わりました。街だけでなく浜も変わりました。13メートルの防潮堤ができて、浜と街はくっきりとしたグレーの直線で区切られるようになりました。空にコンクリートの尾根ができました。なんとも美しくない。全く美を感じない風景にしてしまった防潮堤。三陸の海と山と浜が近い風景が失われています。

人はもうすでに高台に住むことをルールにしているので、もし津波があっても大丈夫な自然との境界ができているのです。なんといっても心をつくる風景が失われていることが大きな損失なのです。

反対しても反対しても、もうゼネコンに発注終わってるので止められませんだって。
まちの人は東京のやつらにしてやられたよっていいます。いや東京じゃないんだよ、国なんだよ。。
住む人はだれも喜んでいないという悲しい復興?の傷跡です。
こんなところに巨額のお金を使うのではなくもっと三陸の文化や子供たちの教育に使ってほしかったと思います。

その防潮堤の小さな四角い切り取りの隙間から浜へ出ます。これも変な感じ。前は海が見えて浜が見えて船が見えてたどり着いたものです。今は長いコンクリートをたどって浜にいくのです。なんとも情緒がない。

そんなことをもう今更言っても仕方ないかもしれませんが、防潮堤の工事は今も続いているのです。やれやれなのです。

今日は牡蠣船に乗せてもらいます。青い空、青い海。そしてそこに眠る三陸の黒い宝物。家族で運営する牡蠣養殖です。牡蠣船には何度か乗せてもらいました。あれっ、若い女の子が働いてる。珍しい。船の上で幾つもの牡蠣箱を持ち上げて積み上げています。かなりの肉体労働。

なんとその女の子は神奈川の大学をでてここで働くことにしたそうです。なんでまた?と尋ねるとアルバイトで手伝いにきたら、この海に心がスカッとしたんで、決めたんですといいます。そうか、この風景がこの子の心を動かしたんだな。

この子は海の子だったんだ。

この風景に心が響いてここにいるんだ。やっぱり風景って大事だ。

岡部泉

山の子

2017年11月7日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎十和田八幡平国立公園

ここ八幡平の山のマップを見ていると本当にたくさんの登山ルートがあります。岩手山、八幡平、安比高原、そして秋田まで。今回は登山はしませんが、もしここに住んでいたらどれほど季節を楽しめることでしょうか。春夏秋冬、飽きることなく楽しめそうです。そして心身ともに健康になりそうです。

老後はこんな山をめぐる暮らしもいいかもしれないと本気で思いました。山歩きは無理さえしなければ一人で楽しめる素晴らしい趣味です。

いや、昨日のようにくまに出会うこともあるから、それはそれで危険ではあります。くまにはくまの都合ってものがあるはずです。出会ったときは、もう諦めようと思います。その危険以上の喜びが山歩きにはありそうです。

海もいいけど、どちらかというと私は山の子だったんだな。そうそう、子供のころのなりたかった職業が炭焼きだったんだから、きっとその素養は昔からのものだったんだ。

私の心にひびく風景はきっと山の中にあるんだと思いました。

その風景の中で豊かに過ごせるためには、もっと体力をつけて足腰を強化しなくては。まずは歩こう!です。

岡部泉

森のくま

2017年11月6日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎森の中、くまさんに出会った

こんな歌があったと思います。まさに八幡平のブナの森の中でくまさんに出会いました。ブナの木の根元に何やら黒い動くものが、、20メートルくらい先に。どこかのお父さんが何かしているのかなと思ってよく見ると、黒いくまでした。

どきっ、、

こんな時どうするんだっけ?と考えつつ、その黒い物体から目が放せません。
その大きな黒いものの毛並みは午前の太陽の光を存分にあびてキラキラ光っています。肩のあたりはグッと盛り上がって力つよい量感を放っています。
くまっておおきんだな。もしこっちに向かってきたらひとたまりもありません。

静かに音を立てずにくまから離れて、道路に止めた車まで戻ります。くまが走ってきてもすぐ乗り込めるようにして暖かい日差しの森のくまの観察を続けました。
冬眠に備えてブナの根元に落ちた木の実を食べているのでしょう。木の実に夢中な様子でこちらには気がついていません。

宮澤賢治の「なめとこ山のくま」を思い出します。
小十郎が「熊。おれはてまえを憎くて殺したのでねえんだぞ。おれも商売ならてめえも射うたなけぁならねえ。」といいます。そして最後にはくまが「おお小十郎おまえを殺すつもりはなかった。」という話。

この話がとても好きでした。そんなことも思い出しつつ、くまと出会ったらどうするのかをスマホで調べる私でした。

無事、くまは木の実を食べてまた森の中へ去っていきました。するとその方向から森を歩く人がやってきました。こんなにくまと人間が近いところに共存していることに不安を覚えましたが、実際、これが森なんだと思いました。

岡部泉

風景

2017年11月5日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎風景は自然の履歴書

日本、いや世界に風景はどこにでも当たり前のようにあるものですが、どこか自分に合う風景があるものです。それは何故だろうと思うのです。ふるさとが一番という人も多いかと思いますが、どこか惹かれる風景というものがあるはずなのです。相性みたいなものでしょうか。

風景は自然の履歴書、あるいは人類の履歴書のようなものです。地層を見ればどんな歴史をたどってきたかがわかります。それだけで遠い昔の、まだ人間がいなかったころにまで遡って想いを馳せるのです。
しかし、人類があまりにも自然に食い込んでしまっている風景とはあまり気が合わないようです。夜景みてきれーーいとか言ってる女子とは違うのです。飛行機の上から見る羽田あたりのキラキラとイミテーションの宝石のごとく光る箱庭のような風景は、どこか寂しく感じてしまいます。

私がどこかに行きたくなるのは、どうやら自分に合う風景を求めるようです。こんなにヨボヨボしているようでは、大自然の中では生きられないとわかっていますが、そういう誰もいないような大きな風景が好きです。生活をしなさいと言われるとおそらく逃げ帰るのが関の山ですが、それでも通りすがりの旅人としてその地を訪れたいと思うのです。

天気のよい連休の最後の日、思い立って八幡平へと出発しました。さてさて、ここでどんな自然の履歴書に出会うのでしょうか。そして相性は合うのでしょうか。

岡部泉

うめひびきロス

2017年11月2日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 奥日田温泉 うめひびき

◼︎なんだか気が抜けちゃった

うめひびきがオープンして、本当に良かったのですが、終わってしまうと寂しいものです。まだ私は、道の駅の工事は残っているというものの、もうあの慌ただしく緊張感のあった現場にもう行かないんだと思うとなんだか寂しいです。

現場で夜遅くまで、食べるものもなくお腹をすかしながら頑張ったこと、その後夜中に日田駅前の居酒屋でみんなで反省会と称した飲み会を何度もやったこと、いつもおかしくて涙が出そうに笑ったこと、、、

寝湯をつくるのに、原寸のモックアップを作ってみんなで寝心地を何度も試したこと、暑〜い夏の日差しの中、大壁に私が作ったデザインの通りに小端瓦をひとつひとつ貼り付けていってくれたこと、その小端瓦は俺の人差指一本あけてという原田さん、その指が太かったこと、しかし、これぞ日田の左官という意地と醍醐味をみせてもらったこと、現場の終盤戦でセンパイが拡声器を使って玄関のタイル貼りの段取りについて演説をしていたこと、、、
苦しい時もたくさんありましたが、楽しく笑える時もそれ以上にありました。泣いたり笑ったり、、振り変えればどれも思い出に残る充実した現場でした。

もうこんな現場は一生ないだろうなという現場の皆さん。先生はいつもこんな面白い現場ばかりでしょと聞かれましたが、確かにあまり意識はしていませんでしたが、変わった案件が多いと思います。しかし、この現場はその中でも特別でした。新築案件であったこともあり、コンセプトを明確に決めて自らがコントロールでき、それを通せた案件だっだと思います。全てが完璧に思い通りであったかといえばそうではありませんが、大概のことはフォローしつつやれたと思います。その代わり自分に課した責任はとても重く苦しい思いもしました。

この案件には、集中した心があったように思います。集中の糸が切れてしまう案件もあります。それは大概いろんな横槍が入って、あれやこれやと配慮しているうちに集中が途切れてしまうのです。その集中が途切れないように、現場を任せてくれたオーナーの皆さん、そして私をサポートし、助けてくれた現場の皆さん、つまり良いチームに恵まれたとしか言いようがありません。

そろそろあの現場事務所もバラされていくんだろうなぁ。そうでなかったら困るんですが。。。。ぼんやりそんなことを考えます。これがうめひびきロスです。

とかなんとかと、今頃になって送迎バスに梅の絵をデザインしながら思うのでした。
このバスは白いまま今走っているんだろうな、、早く作らないと。。まだ仕事は終わっていなかったんだ。

岡部泉