極上の孤独

2018年4月20日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎それって当たり前のことなんだ

人が孤独であることは当たり前。孤独を楽しむ法がこの下重さんの「極上の孤独」に書いてあり、すごく売れているそうです。高年齢化が進んで多くの人が孤独に向き合う時代になったのです。この本には然り、然りと頷く話がたくさんありました。

私も唯一の心の拠り所であった母が亡くなって、長らくこの孤独というものに向き合ってきました。当初はこんなにも情けないほど母という存在に甘えていたんだ、こんなにも頼っていたんだと実感し、空虚感が消えませんでした。次にはこの甘えの構造を理解し分析していくうちに、自分の弱さも欠点も見えてきました。そしてしっかりと向き合えるようになりました。仕事も人生も会社も孤独と付き合うことでうまくいくのです。

孤独を楽しむには強くなければなりません。強くというのは気の強さとかそういうことではなく、自立しているということです。
精神的にも経済的にも自立していなければ強いということではないのです。

一人の時間が怖いとおもったり、はたまた時間を持て余したりしているようではまだまだ孤独の新米。家庭や家族がある人は、時々訪れる一人の時間を楽しいと思うことがあるはず。しかし永遠に一人で過ごすことを想像するとビビり始めます。そうなんです。人は誰かを頼っていく弱い生き物なのです。対象がほしいのが人間です。

そんなことから人は一人じゃないなんて言ったりしますが、どうも真実ではないように思います。友情ドラマも夫婦愛も家族愛もゴールまでのプロセスのような気がします。人は最後は一人なんです。それは悲しいことではなく、正しいことなんだと思います。

とぶつぶつと自分で納得しつつ、素敵な孤独を送りたいものです。私もまだまだ孤独の初心者です。

岡部泉