爆弾低気圧

2017年12月25日 | izumi | イエローデータデザイン日記, ソウルオブ東北

◼︎水産加工場プロジェクト最後の日

東北に爆弾低気圧がきています。そんな時に合わせたわけじゃないけど東北に出張です。新幹線も遅れがち。盛岡から釜石に向かいます。山道に差し掛かると横殴りの雪。

大変な天気ですが、今年の東北の仕事納めなのです。二年間通った水産加工場の働き方改善のためのプロジェクトの最後の日なのです。
水産加工場も女性たちが待っているのです。かわいいベトナムの子達も、熟練の技をもつ社員の方も。いつもこんなことを話そう、こんな問題があるのと書き留めた紙を持参してくれている人もいます。

二週間前から改善した項目についてのアンケート調査をします。ベトナムの子達とのコミュニケーションのために、ベトナム語で挨拶ができるように休憩室にベトナム語の挨拶を貼り出してもらいました。嬉しかった!とベトナムの子達は可愛く答えてくれます。でも最後にもっと仕事したいって会社に言ってくださいと言います。休憩時間もいらないからもっと働きたい、つまりもっと稼ぎたいというのです。彼女たちは時給で働いているのです。三年間国には帰れないのですが、ベトナムよりずっと日本は収入がいいので家を支えるにはとてもいい仕事なのです。そして、ここはとても皆さん親切なので居心地もいいのです。だから彼女たちはいつも仲間たちとおしゃべりをして楽しそうです。彼女たちの存在が水産加工場を支えていると思います。帰り際も元気に手を振って別れを惜しんでくれました。

この二年間の成果は確かにあったとは思いますが、東北の水産加工場の事態はまだまだ大変であることには変わりません。しかし、この水産加工場は積極的な改善で、社員の方にも地元の方たちにも確かな評価を得られています。少しは役に立てたかなと思います。

岡部泉