えいたろうの魂

2013年5月10日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■きんつばは譲れない

今日は、栄太楼総本舗の会長さんがいらっしゃいました。今度新しくつくる榮太楼さんのブランドがあります。そのブランドに向けて、あらためて榮太楼総本舗の魂の話となりました。榮太楼さんはもちろん栄太楼飴が有名ですが、さらに言えば、屋台のきんつばやさんだったのです。屋台は半坪ほどの大きさでしょうか。今もその跡が日本橋に残っています。関東風あんこが入った丸形のきんつばこそが栄太楼の魂なのです。「このきんつばを忘れないでください」と会長がおっしゃいました。

「変わらないもの、変わるもの」榮太楼さんのブランディングの中心にしたかった言葉です。変わらないものは、お菓子つくりへの想い、あんこ、有平糖、、変わるもの、時代感度そしてお客様のニーズ、、

変わらないものを持っていることが老舗の凄いところです。それがブランド=のれんの軸なのです。あめやえいたろうも何か変わったことしているなと思われがちですが、変わらないものを持っているのです。それは有平糖です。しっかりとした榮太楼魂を持っているのです。

今度の新しいブランドもこの変わらないものをしっかり持って、時代を切り取り、和菓子文化をしっかりと伝えて行きます。

そうそうもう一つうれしいお言葉がありました。あめやえいたろうをつくったおかげで、社内に企画をしよう、挑戦しようという気運が生まれたそうです。自分たちの会社、商品をもっと前向きに革新的に考えていこうというムードがあるというのです。老舗が覚悟を決め動き出すと怖いものなしです。技術と勇気があれば、本当の伝統を繋いでいけるのです。がんばりましょう。

岡部泉