九州の宿

2011年9月5日 | izumi | 郷土力を探る

■リニューアルは臨機応変に

本当は、昨日の早朝から気仙沼へソウルオブ東北の料理出しに行くはずだったので、リュックを背負ってきていました。台風で気仙沼の仮設住宅の自治会から中止のお知らせをもらい、気仙沼行きは中止になってしまいました。その流れで旅支度が、図面書きのための会社逗留に役に立ちました。その分、余裕を持って図面修正にあたります。

客室が終わり、今日は、レストランとフロント、ラウンジの詰めをします。古い建物なので耐震補強が必要となりました。これまで書いていたものでは収まりきれません。サッシは壊れてしまうし、そのおかげで増額要素が増えてしまいました。こういう事はままあることで、不慮の出来事にもさほど驚かなくなりました。新築とリニューアル物件は、まったく異なる技術が必要です。技術というより、性格的な心得が必要です。まずは、最初のデザインに固執しないこと、いつもフレキシブルであること、完璧を求めないこと。そんな心得が必要です。

ゆえに、几帳面で、保守的で、完璧主義の人は、リニューアル物件は向いていないということになります。なんだか、適当な遊び心が必要なようです。私がきちんとしていないように思われてしまいそうですが、たしかに、人生行き当たりばったりなところがあるので、リニューアル物件は大丈夫なのかもしれません。でも新築も一度はやってみたいと思います。

岡部泉