収穫を待つ黄金色の大地

2011年9月1日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 郷土力を探る

■無農薬の野菜を求めて

無農薬で野菜を生産している農家さんを訪ねて、栗山まで行きます。本当は今日のお昼には飛行機に乗っているはずが、この農家さんに是非とも会いたくて、飛行機をずらして駆けつけます。行く道には、黄金色に輝く稲がゆったりとうねりを作り、大きな絨毯を広げたように大地を覆っています。秋を待つ北海道のもっとも美しい光景です。赤とんぼが飛びかい、遠い地平線から夕方の太陽が雲の間から覗いています。ハーベストの季節なのです。土の匂い、草の匂い、全てが幸福に満ちているようです。
ふと、東北のことを思います。こんな幸せな気持ちになるにはどのくらいの月日がかかるのでしょうか。

初秋の北海道を満喫しながら、栗山の無農薬農家さんに着きます。あまりに大地が広いので一体どのうちなのかもわかりません。ナビも役にたちません。ようやく何度も尋ねて着きました。いろいろお話を聞きました。もう30年も無農薬農家を続けているそうです。何度も土を入れかえここまで着たそうです。農薬を使わないと、肩身の狭い思いをすると言います。でも勇気を持ってグループをつくって動いているそうです。かぼちゃ、トウモロコシ、じゃがいも、空芯菜、アスパラ。トマト、黒豆、ああ、もぎ立てを食べたらどんなにか美味しいでしょうか。ここの子供たちは、お父さんのつくった野菜が大好きです。無農薬の野菜で育って来たので、他の野菜は食べないそうです。まだ小さい男の子は、レストランのトマトを出してしまうそうです。もう農薬の恐ろしさを判別できるのです。スゴイです。
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なんとも、ハロウィンに時に間に合わせたいのはカボチャです。ほっこりと言う名前のカボチャを紹介してもらいます。ETという名前のカボチャもあります。カボチャは長く蔓が伸びていますが、要所要所で土を強くつかむ小さな蔓があります。強風や台風の時に飛ばされないように自らを守っているのです。賢いな。野菜は。この賢いカボチャがシフォンになったらどんな味が試したいものです。
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ジャガイモの畑、黒豆の畑を見せてもらい、来年の作付けのお願いをしてきました。来年はこの真摯にがんばっている野菜たちが、健康を運んでくれるのです。がんばって売りましょう。
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岡部泉