ワールドオブフレーバー2日目

2010年11月5日 | izumi | C.I.Aレポート, イエローデータデザイン日記

■日本のフードスタイル

今日は、2時30分から私のセミナーがあります。毎日よく眠れないので困ります。もともと東京でも睡眠時間が短いので大丈夫なのですが、眠れなくてやる事がないのが残念です。東京であれば仕事をすれば良いのですが、なんだか横になっているだけなので退屈です。東京は昼なので、少しメールなどして事務所の様子を聞きます。本当に仕事病です。

ほとんどのセミナーがソールドアウトしてしまうほどの人気振りですが、私のはどうかなと思いつつ掲示板を見たら、ソールドアウトのカードが貼られていて一安心。体調不全ではありますが、スライドをつかって説明を致しました。少し難しい内容だったので心配しましたが、このクラスには日本に来た事のある人がなんと三分の一ほどいらっしゃいました。日本通なのです。どんな方たちなのか聞いてみたら、学校先生であったりレストランのオーナーであったりコンサルティングであったり様々でした。始まるとすぐ、質問がどんどんあがります。通訳の方もしばし、とまどうほど難しい質問があったり。日本通なのですね。

最後まで質問が沢山あり、時間を超過して終了。どのように日本文化を理解されたかわかりませんが、何かは伝わったと思います。

しかし、セミナーの中でとても怖い質問がありました。「今の日本の若者は、このような日本の文化を知っているのですか。このような食生活をしているのですか?」と聞かれました。言葉を失いたくなりました。日本の食文化は崩壊しかけているからです。正直に、残念ながら日本の文化は若者まで伝わっているとは言えませんと答えました。アメリカと同じようにハンバーガーを食べ、コーラを飲み、電車の中でもコンビニの前でもものを食べていて、礼などという言葉とは縁遠いことが多々あるのです。一日お米を口にしないこともあるのです。本当につらい質問でした。

最後に「家族や仲間同士で食事を共にするということはとても大切なことで、食が体だけでなく精神もつくるので、同じものを食べると同じような考えを持ち、相手をより理解できるようになる、日本では同じ釜の飯を食って心が一つになると考えます。食事は楽しく食べてこそ栄養になると永平寺の典座老師も言っていました。どうぞ皆さんも家族や仲間と食事をしてください。」と話しました。その事をそのまま学校の生徒に伝えますと学校の先生が帰りがけに言ってくれました。家族が分裂していくのは日本もアメリカも一緒なのでしょうか。

岡部泉