アイヌ語

2020年6月3日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎アイヌ語変換ソフトはないのかな

やらねばと思っていた仕事にかかります。北海道のホテルをアートホテルとして完成させるために、二風谷のアイヌの作家さんに伝統的な民具の製作をお願いしました。
それが出来上がり、額装しました。

鮭の皮の靴、女の子用のマキリ(小刀)、イオマンテに使う花矢、手甲、脚絆、前掛け、そして、水筒かわりのエゾシカの膀胱、そして、このホテル用に作ってもらったマーク入りのトンコリ(樺太アイヌの五弦琴)、、などなど。

額装してくれた人もびっくりしていました。特に鮭の皮の靴。これは匂いもすごいのです。先人のアイヌの話によると滑りやすく雪など降るととても冷たいそうです。濡れた靴を囲炉裏にかざしていたら焦げてしまって穴が開いたり、脱いで置いといたら動物がその靴をくわえてもっていってしまって帰れず困ったとか。。

さすがに私は学生の頃からアイヌアートに触れていたので、親しみいっぱいです。民族学が大好きなのです。やはり背景を考えるととても興味ふかいです。

そのキャプションを考えます。古い本をひっくり返して、調べます。そんな中、アイヌ語というものは小さいカタカナが多く使われます。というのも口伝だからです。文字を打っているとその小さいカタカナが打てません。なんとも微妙な音をカタカナに変えているのですから仕方ありませんが、小さいプとか小さいシとか、、困ります。こうして本もあるのですから、アイヌ語の変換ソフトはあるんだろうか。。

調べ物をして、ようやく最後の作品まできたと思い、時計を見るとなんと夜中の1時。あれ、、夢中になって時を忘れるとは、、電車もなく久しぶりのタクシーです。

岡部泉