近代建築
2019年9月12日 | izumi | イエローデータデザイン日記◼︎8ページに2物件
9月号の近代建築に一昨年から関わってきた大分県日田の「奥日田温泉 うめひびき」と北海道支笏湖の「洞爺湖鶴雅リゾート 碧の座」が4ページづつ掲載されました。うめひびきを一緒にやってくれたゼネコンの所長さんからも、「なんだか感慨深いですね」と連絡をいただきました。
工事ひとつひとつ、本当にたくさんの思いが詰まっています。たくさんの苦労もありますが、本当に私はゼネコンさんにも恵まれています。
こんな一級建築士の資格もない私ですが、優れた建物になったことを皆さんに感謝しています。
最初は、このおばちゃんに何ができるんだろうって思われていたと思います。だいたいどの案件でもそうですから仕方ありません。(仕方ないという言葉が私が最も使う言葉なんだろうか)
それでも、一年という長い工事期間中には、すっかり同志のようになっていきます。それもこれも現場の皆さんの懐の深さでもあります。いつまでも親しくなれないのはゼネコンさんの営業の方くらいでしょうか。
両社のオーナーからの信頼は、私への重い責任となります。信頼を次の信頼につなげるためには、この建築物を無事に建てるだけでなく、商環境として成功させなければならないからです。ここが一般的な建築士と異なるところです。出来てからが責任なのです。
この二つの案件は、とても評価が高く、早い時期に稼働率が高い案件となりました。これもまた、経営をしてくださっている方々に感謝です。旅館建築の仕事は、皆さんのおかげとしか言いようがありません。
