墨田区のタクシー

2019年8月27日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎墨田区には木がないと言う

遅くなった帰り、タクシーに乗ります。とても気のいいタクシーの運転手さんですが、世田谷は苦手だということです。墨田区住まいの運転手さんなのです。
世田谷は一歩通行の道が多く、小さい道が網目のようになっていて、まるで巨大迷路みたいなものです。そんな話をしていたら、彼は面白いことを言います。

「世田谷区って木あるよね、墨田区なんて木がないんだよ」

何の話?意味がわからないなと思っていたら、説明してくれました。墨田区は木を植える隙間なんて残さないだそうです。家がぎっしりということなんですね。なるほど。世田谷もどんどん大きな家が細かく分割されて家がぎっしりですが、そう言われてみるとうちの近くの人たちは狭いところでも木や花を植えています。それは区民性なのかどうかわかりませんが、少しでも緑がある方がいいなと思います。葉っぱが落ちたり雑草が伸びたり、掃き掃除や手入れは面倒ですが、その余裕もなくなったらおしまいです。

植物も人間同様なのか、か弱いものはどんどん駆逐されていきます。小さな道端の庭ですが、前に植えていた二人静などの茶花は、絶滅してしまいました。もっと手入れが必要だったか。やはり余裕ないか。

岡部泉