音楽風土

2019年7月12日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎宮古時間と島唄

夜になるのが本当に遅い。午後6時だというのにまだ3時くらいの明るさです。居酒屋集合というのに、これでは何となく罪悪感。
みんなで取材成功を祈ってカンパーイとしたいところですが、気が引けてしまうほどです。ようやく8時半ごろになると外が暗くなって安心しました。どうりで、遅く始まる店が多いはず。夜は長いのです。宮古島の方に聞くと、電車もないので帰りなど大して気にしてないそうです。宮古時間です。

我々の宿泊したホテルは、宮古島の繁華街(といっても50メートルほどしかありませんが)のセンターにあるので歩いて帰れます。泡盛など飲んで羽目を外さないようにしようと心に決めていましたが、島唄酒場に行って、何やら踊りの手振りを教えられてみんなで踊る羽目になりました。でも肩がほぐれてちょうどいいい。島唄とはなんといい節回しなんでしょう。ほんとにこころが和やかになっていきます。

風土というものがちから強く残っている地域はまず音楽が残っているところではないかと思いました。音楽はどこまでも脳から離れません。音楽風土というジャンルを作れそうです。島唄はどこまでも私から離れず、頭の中でなり続けました。

今日は、北海道へ旅たちます。南から北まで離れすぎです。気温も15度以上は違うでしょう。北には北の風土があります。北海道の音楽風土といえば、やはりトンコリとムックリです。島唄が青い底なしの海の波のようだとすれば、トンコリとムックリは深い森を感じる音です。

音楽にリズムがありますが、それは暮らしのリズムと似ているのかもしれません。

自然と時間がゆったりとしていれば、自ずとそこに流れる音楽もゆったりとし、厳しい自然や人間関係の中においては、激しく強い音が求められるということでしょう。

岡部泉