縄文暖炉

2019年3月23日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎巨大な土偶のボディ

碧の座の暖炉を久住さんに塗ってもらっています。大きなぐるぐるの縄目が印象的な暖炉です。スサが入ることで土器と違って動物の毛並みのようなふわっとした質感があります。
段差のある細い足場の間をくぐり抜けるようにするするとくぐり抜けていきます。その姿とスピードはジャングルの木から木を渡るお猿さんのようです。円柱の暖炉を囲み、たくさんの職人さんが塗ってくれていますが、その全員のコテの使い方を鋭く観察しています。少しでも違っているとするすると近寄り修正をしていきます。

本当の職人です。それも本当にトップの左官です。面白いです。左官という世界の中で組み立てられてきた経験の積み重ねがあります。そして本当に土が好きなのです。土壁のことを話す時は永遠の少年のようです。

ずっと見ていても飽きないほど、この縄文暖炉はみるみる成長をしていきます。

岡部泉