花の香り

2020年3月16日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◾︎香りほど脳に届くものはない

沈丁花の花が際立った香りを放つ時。香りほど豊かな情報を与えてくれるものはない。目でみるよりも耳で聞くよりも香りの与える情報は豊かです。脳にもっとも多くの情報をとどけているように感じます。
なぜか、この季節のこの花の香りに出会うと母の薄黄色の紬の縞の着物を思い出します。

沈丁花の花の香りをなんと言おうか。その香りを言葉で表現するのは難しい。風にゆられて発せられる香りは、突き上げられるような意思のはっきりした香り、あんなに大人しそうなかわいい花なのに。ほんの少しだけの甘さに草原のような野生を秘めた感じ。いやいや言葉の表現はむずかしい。
香りの奥の奥の微細なエッセンスを探り当てることができないとだめなんでしょうね。

岡部泉