クルビ味

2019年3月3日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎風土の会はクルビ味

岩手の里山で風土の会がおこなれました。

子供からお年寄りまで、男女問わず、たくさんの方が集まります。古民家でこの土地に伝わってきた素材を使ってみんな料理をつくって、食べる会です。

今回のテーマは「くるみ」と「どんぐり」私の大好きなテーマです。くるみとどんぐりは縄文時代からタクンパク源として食べらえてきた健康素材です。どんぐりは、あまり口にすることのない食材です。アク抜きが大変なので、なかなか出回ることがありません。しかし、うちにはこのどんぐりの粉があるのです。これも岩手から送られてきたものです。どんぐりは保存も効きます。

くるみは鬼くるみ、姫くるみといろいろな種類があります。くるみは高栄養食なので、くるみ餅、くるみ豆腐、くるみ和えなどにします。
どんぐりはどんぐりの栗包み、そしてどんぐり羊羹。。

子供たちと一緒にくるみを割り、くるみをほじくり出し、すり鉢ですります。すごい量のくるみの量です。どんぐりは既に栃の灰汁でアク抜きしてもらっています。それぞれのテーブルで食の匠のお母さんに教わりながら作ります。いつもこの会に参加してくださるお母さんの最高齢は87歳。しかし、とてもとてもお元気でお話しする内容もとてもしっかりしていて感心してしまいます。夢がなくなった時に年寄りというだよと教えられます。
温かな日差しに包まれた縁側からいろんな人たちの楽しそうな声が響きます。

いいな、、食ってこんなにも人と人を結びつけるんだと思いました。

糠窯で炊いたご飯も出き上がりました。
「いただきます」と小さな女の子が大きな声で叫びます。

どの料理も美味しく、もっともっと食いしん坊だったらもっと食べられるのにと悔やまれます。

この美味しい感覚を「クルビ味」美味しくいただきましたというようです。このクルビってくるみ美しいということでしょうか。いい言葉です。

岡部泉