2019年2月2日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎最近の若い作家はセンスがいい

私は空間つくりだけでなく、器も考える役もしています。今日は、碧の座の器を選んだり、オリジナルを作ったりします。
料理とは器によって変わってきます。碧の座の料理長もそうですが、器を決めることで料理がよりみえてくるようです。器は料理のコンセプトをつくります。旅館の空間と同じです。

今回の器は、とても微妙。一言では表現できないのです。素にして贅沢。これが今回の料理のコンセプトです。まさに器から物語るものです。かすれているような、すごく権威のない器たちを選びます。そこで若い作家の方たちの器を使います。それにしてもここ10年でしょうか。若い作家さんのセンスがとてもいい。これ、安土桃山のセンスじゃないって思うことあります。これは私独特の感覚の評価ですが、、

よくぞ、無邪気な感じで美意識を極めているものだと思うのです。それも大層な茶器ではなくです。そこがいいい。この微妙なことがわかる人は少ないかもしれません。しかし今回は、私の好きなセンスで選びます。そういう器選びってとてもたのしい。
しかし予算もあるので、また苦しくなのですが、器ひとつにその作家が求める極みが見えてくるのが面白いのです。

そんなことをしていたら、築地はすっかり夜になってしまいました。そうだ、お腹も空いたしちょこっと寿司でもつまんで帰ろう。日本酒も少し飲みつつ、今日の器たちを頭の中で並べてみました。だんだんとスタイルになってきました。ニマニマとします。
知らない寿司屋に一人で行けるようになるともう大人だよねって思います。

明日は家具のうちあわせに行きます。早く発注を終わらせなければ。。。間に合わない。

岡部泉