友人

2019年1月12日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎仕事がつないだ友人

私には子供のころから、または学生のころからずっと続くともだちはいません。転勤族であったことで転々と学校を変わってきたことが大きな要因かもしれません。そして、更にこの歳になっても働いているという人はあまりいないのです。

幸せそうな家族写真を載せた年賀状は、もう孫の写真。へぇ、、なんて思いますが、こうして家族の血は繋がっていくのかと感心してしまいます。私にはそんな人類の役割はできませんでしたが、こうしてみんなの幸せそうな家族写真を見るのは好きです。

いずれも仕事で知り合った人たちばかり。仕事がつないだ友人です。

その中でも結婚もせず一人で頑張っている友人がいます。ともだちと呼ぶより友人と呼ぶ方がしっくりきます。20代のころから一緒にイベントをやったり、パーティをしたり、いつも裏方で一緒に仕事を支えてあってきた友人。若い時からガムシャラに働いていました。今は認知症になってしまったお母さんの介護と仕事の両立をしている頑張り屋さんです。

その友人と電話で話をします。もう長いこと介護を自宅でしています。その大変さは私もわかります。だからこそ時々心配になるのです。でもその友人は、「よくさぁ、もっと自分の人生を大事にしたらとかいう人いるんだよね」、、「でもおっかぁも私の人生なんだよ」って。そうですよね。それはその通り。苦しいって思ってもそれも自分の人生の一部なんです。わかる。

「でも、心が折れそうになったら電話してきてね」と言います。「おっ、ありがとう!」って頑張り屋さんの彼女は元気にそう言います。悲しいことじゃないのになんだかその元気な声が悲しい気持ちにさせます。それを察して「から元気って聞こえる?」と聞き返されました。

友人って、つかれ離れず思いやれる人のことを言うのかなと思いました。大事に思える人です。

「あんたも気をつけなよ。だいたいいつも働きすぎるんだよ。でも働かないと生きた気持ちがしないから仕方ないね。」図星です。
さすがによく知っている。「一生働きつづけるんだよ、きっとあんたはさぁ。」って彼女は続けます。久しぶりに聞く姉御風な話し方。それも懐かしくいいなと思いました。

働き続けよう。お互いに。残すものは何もないけど。

岡部泉