碧の座工事会議

2018年9月24日 | izumi | 碧の座物語

◼︎S君活躍、活躍

碧の座の工事会議は佳境ということで毎週あります。それもギチッと詰まった打ち合わせです。定例会議とはまた別に分科会というのがあるのですが、分科会の中でまた分科して行います。仕上げ材やデザインのチームは私。設備電気のチームはS君。テーブル挟んで聞こえるS君の設備電気の細かく確信に満ちた指示に、本当すごいなって感心します。よく予習してきています。S君のまわりに電気や設備の人がぐるりと一重しています。その光景が何かの先生みたいで面白い。

私たちは、どちらかというとデザイン設計なのですが、企画から基本設計、はては細かな建築の納まりまでの監理をしています。本来の工事会議は一級建築士事務所が行うのですが、どうしても我々の仕事の場合はデザイン側が主導していくことになります。デザイン設計の域を超えていると思いますが、それができるのもS君のおかげであります。何ひとつ建築士の資格は持っていない我々ですが、それ以上の資格があるのです。その資格とは、豊富な経験と明確な完成へのビジョンを持っていることです。

デザイン設計は、日本では国がハンコを押した資格を持たないので日陰な存在ですが、建物にとってデザインとは本当に大切なものだと思うのです。そこに意志を生み出すのがデザインだからです。

岡部泉