いよいよ明日から

2010年11月2日 | izumi | C.I.Aレポート, イエローデータデザイン日記

■仕事を終わらせないと

結局、夜中の三時までアメリカでのセミナーのシナリオを書くのにかかって、朝方帰りました。

いよいよ明日から、アメリカです。となると、今日までに必ず東京の仕事をかたづけておかないといけません。あとは助手の高梨君にゆだねるしかありません。よろしくお願いします。

早いとこ仕事を終わらせて、準備をしなくてはいけません。一体、どんなスケジュールなんだったかな、、何時の飛行機かな、、荷造りもしないと、、

でも、とりあえず、仕事を終わらせよう。

岡部泉

本格的にぐったり

2010年11月1日 | izumi | C.I.Aレポート, イエローデータデザイン日記

■みなさん行ってらっしゃい!

今日は、成田でチームジャパンの結団式があって皆さん出発です。気をつけていってらっしゃい!

力石先生の本をお渡しして、一安心。本当にぐったり。こころから体から芯から、まことに疲れました。大丈夫かな、、心配になって病院に行ったら、再び極度の貧血でした。この疲れももっとも。先生もアメリカ無理なんじゃない、、このからだでは。とおっしゃいます。でもよろよろしながら今までも生きて来たから多分大丈夫です。

でも今度帰ってきたら、本当に少し休もうと思いました。こんな風に私が思うのは、何年ぶりでしょうか。本当に休むべき時がきたのかもしれません。早く日本に帰って来たいなと行ってもないのにそう願う私でした。

岡部泉

「日本料理のこころ」着いた

2010年10月31日 | izumi | C.I.Aレポート

■佐川のお兄さんが運んで来た

ようやく「日本料理のこころ」の完成と見ました。どきどきで見てみます。アァァ、、でも、まずまずではないでしょうか。

明日力石先生と料理人さんたちが成田から出発です。それまでに梱包をまとめて持っていかなくてはなりません。10冊づつまとめていると、だんだんこれでひと段落なのだなとあらためて感じます。この二ヶ月のばたばたした日々が蘇ってきます。よくがんばったな、、助手の高梨君との二ヶ月の長い旅でした。

なんだか疲れがどっと出た様な気がします。これからが、アメリカでの本番だというのに私的にはもう幕が降りたかんじです。

でもこれから自分の担当のセミナーのシナリオを書かなくてはならないのです。

と思っていたら、突然アメリカで私のセミナーの通訳をしてくださる方がいらっしゃいました。なんとありがたいことです。あらかじめ相談しておくのが筋なのですが、なんとも今回も段取りがどうもわからないイベントなのです。アメリカの方は段取りをあまり気にしないような気がします。

でも、こういう熱心な方で本当に助かりました。ちょうど日本料理のこころができたばかりなので、差し上げることにしました。その方は半分アメリカで暮らされていたので、とても喜んでいただきました。良かった良かった。

明日にはシナリオを送って、現地でまた会いましょうとお約束をしました。また新しい出会いがあって楽しみが増えました。

岡部泉

日本料理のこころ入稿

2010年10月13日 | izumi | C.I.Aレポート

■昔の話や菌の話は難しい

80ページほどのガイドブックですが、全てが助手の高梨君と二人の作業となるとこれは大変です。明けても暮れても画像と文字と文章のチェックです。連休中もこれに集中。最後の追い込みです。ようやく頂上が見えました。

最後になるほど大変な項目が残りました。「神饌」と「酒」のページです。これほど厄介なものはありません。だいたい神饌なんて言葉を知らない日本人も多いと思います。わかりやすく言えば、神社の神饌とは「神様のお食事」です。お祈りが終わったら、これをみんなで食べるのです。いわゆる神様交えての宴会です。これを直会というのですが、ここが肝心なところ。神様と人との共食という事は、神様を体の一部に取り入れるという事。日本人は神様といつも仲良しなんですね。八百万の神。身の回りのものなんでも神様である日本人。案外日本人はやさしいのです。どんなものにでも頭を下げて感謝をするのです。大概西洋の神様は、形が変わらないものですが、日本の神様は変幻自在なのです。ここが面白いね、日本人。

神饌なんてものはなかなかお目にかかれません。神棚にあるものも神饌なのですが、神社の祭り用の神饌は、祭りの時にしか見る事ができないのです。神饌の資料はなかなかないものです。先日京都に行った際に、上賀茂さんにお願いはしてみましたが、今回はお借りすることができませんでした。以前、芳賀ライブラリーさんにお伺いした時に神饌の写真を見せて頂きました。さすがに芳賀先生。ありました。上賀茂の葵祭りの神饌の写真。さっそくお借りしてテキストを制作しました。上賀茂さんにもうかがっておいて良かったです。より身近に感じることができました。こんな古来の食ですが、もう今の懐石料理のように可愛らしく盛付けされています。水、餅、菓子、酒、魚、雉子など。この時代、京都において魚を手配するのは、大変なことだったようです。大変なる人脈と物流のルートを使って運んできたのでしょう。朝廷の力を借りたりしたそうです。何が何でも葵祭りの神饌を用意して神様に喜んでもらおうとしたのでしょう。これが神社の力です。

あと、「酒」。何度本を読んでもわかりません。工程が難しいのです。だいたい菌の話は難しい。醤でさえ危ないのです。なんとなくわかったようなわからないようなあぶなーい話なので、このページは割愛されるかもしれません。でも日本の神事にも酒はかかせないし、頭が痛いです。

でも今夜で全てのものが出し終わりました。あとは、色の調整と翻訳の文字入れのチェックです。

と思っていたら、翻訳をお願いしてる方から電話。「神饌」のページが難しすぎて翻訳に自信がないのです。完璧にいかないかもしれません。という泣きの電話でした。そうでしょうね。私もよくわからないのに、翻訳となるともっと大変でしょう。葵祭りの下りで、猪頭(ししがしら)をかぶらせて馬を走らせたら、世の風雨やら天災やらがおさまり、そこから、葵祭りの競べ馬がはじまったとかいう事が書いてあるのですが、「猪頭」って何?と言う質問です。ほんとに何でしょうね。見た事はないけれど猪のかぶり物なんでしょう。昔、猪は雷獣されていたそうです。とそれは本物ですか?って質問。もちろん本物ではなく。その仮面をかぶったそうです。そうに決まってるじゃないって思うけれど、考えてみたら何が本当かわからないですよ。昔の話ですから。でもそういう事をわかりながら英語にすると膨大な量になってしまうそうです。そんなやりとりが数件。大変な作業です。現代の話ならともかく、神話とか漢文とかホントに英語にはなりずらいものです。どうぞあきらめずによろしくお願いします。

岡部泉

瓢亭さんの茶懐石

2010年9月30日 | izumi | C.I.Aレポート, イエローデータデザイン日記

■渋いです

瓢亭の高橋さんは3年前にも一緒にアメリカへ行きました。今回もご一緒します。その後も仲良くさせてもらっています。瓢亭さんでは茶懐石をお願いします。わびの部屋のほの明るい光で見るお料理は、背筋が伸びるような気持ちがします。なかなか正座もできなくなった日本人です。しばし、このような心を見つめる料理を頂くのも良いと感じました。次回必ず食べに来ようと思ったのでした。

こうして、駆け足で京都撮影旅行はおしまい。新幹線に飛び乗って東京は銀座、六覺燈さんに向かわなくてはなりません。原稿のチェックをしていただくという仕事とまた美味しい串揚げを食べるためでもあります。

岡部泉

再び、上賀茂神社

2010年9月30日 | izumi | C.I.Aレポート, イエローデータデザイン日記

■神饌とは

今日も上賀茂神社に参ります。神饌とは、何かと言うと神様へのおもてなしであり、神と人とが、共食をすることで交信するための食事なのです。神様も楽しいことおいしい事が好きなのでしょう。踊ったり歌ったり食べたり飲んだり、神様は身近に存在して楽しんでいるのです。そう考えると神饌というものは、神様の宴会食みたいなものでしょうか。でも神饌は見た目もかわいく、楽しいのです。神饌は案外洒落てるのです。

神饌を取り上げることは、日本料理のルーツを説明する事として必要なのです。これから少し勉強です。

岡部泉

木乃婦さんのふかひれ

2010年9月30日 | izumi | C.I.Aレポート, イエローデータデザイン日記

■おなかが温まる。

お昼は木乃婦さんで頂きます。撮影で食べられなかった料理をどうしても頂きたかったのです。これも執着ですね。懐石料理という堅苦しさもなく、好きな料理がどんどん出て来ます。どれもやさしく温かな料理です。高橋さんのお人柄が出ています。今日は、我々が来るので自ら腕をふるってくれてるみたい、、中でも胡麻豆腐とフカヒレの鍋が最高!とろり滑らかな胡麻豆腐とコラーゲンたっぷりのフカヒレが心和ませます。いやはやまいった。ご飯のお椀の中にぐじの焼いたのか添えてある。いい焼き加減。これも心躍る。何とも心休まるお料理でした。

まさに料理は人を表すのだと思ったのでした。と満足しながら、あっと言う間に瓢亭さんへ行く時間に。急がなくちゃ。

岡部泉

菊の井さん

2010年9月29日 | izumi | C.I.Aレポート

■いよいよ撮影も佳境

これから菊の井さんへ向かいます。村田さんは今回のCIAのイベントのチームリーダーをしてくださっています。いつもお話される言葉は含蓄があり、感心してしまいます。

新しくなったお部屋も見せていただき、そのデザインのコンセプトも伺いました。料理、空間、庭、しつらえ、懐石料理はまさにトータルな作品なのです。そして、料理人さんは総合プロデューサーなのです。

今日は、懐石の流れを全ておさめます。次から次へ美しい料理が運ばれて来ます。本当においしそう。。こんなことばかり書いてるとおかしいのですが、実にそう思うのです。

ようやく撮影が終わり、きれいなお料理をばくばくといただきました。松茸ご飯も、土瓶蒸しも、秋満喫でおいしかったな、、

岡部泉

美濃吉竹茂楼

2010年9月29日 | izumi | C.I.Aレポート

■道具と鰻の撮影

日本料理の道具とはいかなるものかというページをつくるために美濃吉竹茂楼さんをお訪ねしました。美しいモダンな日本建築のお店。なぜか敷居が高く思うのは、初めてお伺いするからでしょうか。きちんとした対応に少し緊張します。

しかし、若主人はとても気さくでフレンドリーな人でした。厨房の方々も協力的で助かりました。厨房に入ってこれこれとか適当に道具を出して、撮影に入ります。日本の道具はどんな世界のものでも美しいのです。それと多彩です。魚素麺をしぼりだすものだったり、鰻の串をうつ時の指にはめる金具だったり、、

いよいよ鰻の撮影。ここの鰻はもう東京と同じ蒸して焼くスタイルです。ほとんどがそうなっているそうです。なるほどね。ということで関西風ではなく関東風のやり方を撮影しました。鰻は私の大好物です。でも撮影した鰻は食べれず残念でした。こんなことばかり書いてるとほんと食いしん坊のようですが。見てるとほんと食べたくなるのですよ。次の撮影があるので急いで行かなくてはならなかったのですが、私の気持ちを察して若主人が鰻寿司をお土産で包んでくれました。うう、うれしい。

岡部泉

上賀茂別雷神社

2010年9月29日 | izumi | C.I.Aレポート, 未分類

■朝はお参り

今日は、朝イノダコーヒーでカフェオーレ飲んで、上賀茂神社に参ります。葵祭りで有名なところです。神社というところは太古の神々の話を思い起こさせるところです。果てしなく遠い時代、雅な神々の遊び場だったのだろうかと思うのです。雅楽の笙や笛の音が聞こえて来そうです。時間が確実にゆっくりと流れているのです。

少し神饌のお話を宮司さんに質問することができました。上賀茂神社の葵祭りの神饌は1000皿にも登る盛大なものらしいです。ほとんどが魚貝であったと聞きました。その魚貝といっても今は、冷蔵や冷凍技術があるので簡単に思えますが、その当時は相当な経済力と人脈が必要だったと予想されます。神社は朝廷への大きな努力と配慮をして大切な神饌を保ってきたのでしょうか。この神饌がいまでも続いていると言う事が脅威的です。この話をもっと伺いたく明日さらに面接をお願いすることにしました。これもありがたいご縁の賜物です。

岡部泉