夜の福岡へ

2019年7月4日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎まるで同窓会

由布院から福岡へ戻ります。昨夜は、以前旅館の工事でご一緒した方々と久しぶりにお会いしました。まるで同窓会みたいな気分でした。いずれも苦しい工事でしたが、終わってしまえばまたその思い出が楽しいのです。最初の工事からもう10年ほどが経ちます。それぞれに役職が変わったり、お子さんが生まれたり、前と立場は違いますが、こうして会うとまた時間が前に戻ったようです。あの時はこうだったね、ああだったねと面白く思い出されます。

ひとしきり、喋って喋って笑って笑って、福岡の夜を過ごします。最高だぁって一人騒ぐ人もいたり。。
でもそうなんでしょう。工事は長いので、同じご飯を食べて苦楽をともにするって、どこかで同じ細胞が作られたりするのかもしれません。

岡部泉

由布院へ2

2019年7月3日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎歴史と文化がつくる宿

今回泊めていただいたのは、由布院の名旅館、玉の湯さんです。数年前に伺いましたが、その空気は、変わらずしっとりと静かに温かく包むようにお客様をお迎えしています。

新しい旅館が、どんないいデザインであってもこの空気感は出せるものではありません。それは有意義で文化的な時間の積み重ねがつくるものだからです。そして、変なことや変なものがひとつもないということがすごいのです。大体旅館とは、最初は良くても変なものが出てくるのです。代々、繋がらないのです。思いが。センスが。時間が積み重ねるのではなく壊してしまうことよくあります。

職業柄、変なもの探しをすぐしてしまう癖があるのですが、ここには変なものがないのです。きちんと選ばれしセンスが続いているのです。それが文化というものです。本箱の本1冊、なるほど、その収集の根拠が見えてきます。本の背表紙はコンセプトの羅列だと良く思うのです。だいたいそれも適当になっていくものの一つです。コンセプトをつなげられる本箱は文化を知る人でなければできないことです。本箱には小林秀雄全集がずらりと並んでいます。私の本箱にも静かに眠っています。
そうだ、またここに戻らなくてはと思いました。そんなことを気づかせてくれる本箱でした。

そんな私にご主人が、ここは1日じゃたりないでしょとおっしゃる。その通りです。この宿は食べて温泉に入って泊まりにくるだけの宿ではなく、自分の中の何かをとり戻すための宿なんです。そしてご主人は、小林秀雄がこの音を聞いたのではないかと言われる蓄音機を回してくれました。どうぞここに座ってと椅子をひっくり返して蓄音機に向けてくれます。蓄音機の針を落としたレコード盤がジリジリと音を立てて回り始めます。モーツァルトのフィガロの結婚です。バイオリンとチェロが奏でる音楽が針が滑る音とともに時間を超えて、時代を連れて、急にやってきたように思いました。

こうした蓄音機で音楽を聴く会を都度、開催されているとのことでした。もし私がこの近くに住んでいたらこのワープしたような時間を幾度となく過ごしたいなと思いました。

またふぅうとため息が。時間ってすごいなと。それもただ過ぎる時間ではなく有意義な時間がです。その時間が時代をつくっているのです。時間を無駄にできないです。あらためて思います。そんな思いでフロントに戻りながら、壁にかかる絵や書をみます。「時間」と書いてある書があります。そうだ、前来た時もこの「時間」と書かれた書にハッとして印象に残っていたのでした。「時間」まさに今回のキーワードです。

マッチ函の図案も素敵です。紙袋にも使われているこの宿のアイコンのような図案です。この民藝の意思が通った図案はとても懐かしく心を優しくします。パンフレットもモノクロの写真が見えているもの以上の物語を語っています。カワラマンの山田脩二さんの写真です。この方の瓦を好きな理由はその変わった経歴と志にあります。この間の日田の旅館でも別府の旅館でも使わせてもらいました。時が経つにつれいい味を出してくれる瓦が好きです。
たくさんの写真を並べるのではなく意思がとおった一枚の写真がなんと力強いことかと思うのです。饒舌に語り尽くしたものには、その後がないようにも思ったりするのです。
私の大好きなものばかりがある旅館でした。

また、ふぅうと、ため息に似た思い(不安か?)がこみ上げてきます。自分のつくったところどうだろうか、そんなことが心配になってきます。

ご主人から、玉の湯の物語を綴った本をいただきました。ここに有意義な時間を重ねた物語があるのです。ありがとうございました。私も「時間」を大切に積み重ねられるようにしていきます。まず余裕を持たなくては。馬車馬のように働いているだけではいつか「時間」を忘れてしまうのだろうと思うのでした。

岡部泉

由布院へ

2019年7月2日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎素敵なまちづくり

今日は、大分の食材を使った贅沢な地産料理を味わう会におよばれしました。大分の食材に惚れ込んた六本木にある一流フレンチレストランのシェフが腕をふるってくれました。素材の豪華さではなく、丁寧に食材と向き合った料理というものが本当の贅沢というものです。小さなホンモロコさえ、黒い衣装をまとった立派な料理になりました。

由布院というところは、温泉と有名旅館があるところであることはもちろんですが、それ以上にまちづくりの先駆的なところです。由布院の駅も改札がないことで有名になりました。人を信じること、人を楽しませることこそが町のコンセプトになっているのだと思います。
由布院駅の駅長さんが新しくつくられた案内所を紹介してくれました。坂茂さんがデザインした建物です。ここで空港からの荷物を仮に預かって宿泊の宿まで届けることができます。帰りもまたお預かりすることで、町を気楽に歩けるようにしています。さすがのアイディアです。昔から心遣いのある町でしたが、今は若い世代が引き継いでいろいろなアイデァを出して町を盛り立てているとのことでした。

駅長さんは以前企画をした旅館の支配人さんをしてくれていました。お久しぶりですとご挨拶。以前と変わらず背筋がしゃんとした佇まいに、嬉しくなります。駅長室の玄関には彼の名前の表札がかかっています。こういうところも微笑ましい。

人と人が近い町なのです。これぞ地域のお手本だなぁと改めて感心してしまいました。こんな風に日本のあちこちの町がアイデァを持って活性化するといいなと思います。

今回、ご招待していただいたのは、JR九州さんですがこの会社の素晴らしさをまたまた感じる旅となりました。お食事も素晴らしかったのですが、会社のトップの方のご意見や皆さんの仲の良さ。そして面白さ。。どんな風に会話に混じっていいのかとうろたえますが、そこはもうどうしようもないので、ただただ、聞き役にまわって。。というとそんなことないやんけって言われるかもしれませんが。1日中、食べて、飲んで、笑って、、なんと素敵な1日だったことでしょう。

岡部泉

食いしん坊

2019年7月1日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎まず基本でしょ。食いしん坊は。

我が社には食いしん坊がいます。私と競うように美味しいもの自慢が始まります。興味の対象が似ているので、面白いように意見が一致します。これこれって言いながら、それぞれに自分が見つけてきたいいものを出し合います。
そんなことで、我が社のキッチンにはいろんな食材と調味料が用意されています。これもいろんな時に役に立つのです。

味噌選びについてはもう大変。得意ジャンルのようで朝早くから買いに出かけている様子。いろんな味噌を試します。味噌ってコクと旨味の調味料の王様です。

今の当社のキッチンに登場しているのは、クラタペッパーと黒ニンニクと黒味噌です。黒い調味料つくりが面白いのです。
商品開発も当社の仕事の一環でもあるのです。こんなことをしていたらいつか醬工場でもできるんじゃないかと思ってしまいます。

食いしん坊さんの最近のヒットは、特製ジンジャエールと赤紫蘇ジュースです。ちょいちょい疲れた時に出してくれることです。しょうが好きの私にとっては一番の疲労回復剤です。冷たいのもいいけどホットもいいです。赤紫蘇ジュースも何に効くのかわかりませんが気分転換に最高なのです。

今日はイワシの煮付けがたくさんありました。さすが漁師町で育った人。ちゃちゃと作って濃いめの出汁で煮詰めてきます。ハイ、食べてと渡されます。これでしばらく夜のご飯には困りません。会社のママみたいです。

食べ物の感性というものは小さい時に作られるものではないかと思います。急に大人になっていいお店を回ってグルメになることもあるかと思いますが、家庭料理についてはどうしても体に染み付いたものがあるように思います。そして食に興味があるかどうかも小さい時に決まると思います。私の母もいつも手作りで美味しく綺麗な料理を出してくれていました。料理は綺麗なものなのだという思いがあります。

そうなんです。まず料理は目で食べているのです。私は絶対味覚があるわけではありませんが、綺麗だなと思う感覚はあるみたいです。

食は命の基本です。食いしん坊は生活の基本ということですね。

岡部泉

あっ終わる

2019年6月30日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎一体なにをしていたんでしょう

あっという間に6月が終わります。何があったんだ、、思い出せないほど雑用がありました。これっといった新しいプロジェクトが開始したわけでもなく、終わっていく。
ひたすら会社と以前の仕事の追いかけをしているうちにおしまい。

ああ、、充実とはむずかしいものです。

岡部泉

ドラゴンアイ

2019年6月9日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 未分類

◼︎果たして今年の目はどうだ

八幡平の頂上には幾つもの沼があります。その一つ、鏡沼。鏡沼という名前よりも今はドラゴンアイという名前の方が通っています。ドラゴンアイという名前は台湾の観光客の方がつけてくれたそうです。遅い春に、その名が正しいことがわかります。大きな丸い沼に張った雪に積もった氷が溶けて押し上げられてきて、周りの溶け出した水に青い空が映り、それはそれは大きな青い龍の眼のようなのです。

気候によってその溶け出し方が違うので、毎年ドラゴンアイ占いのように形が変わって見えるのです。去年は少し片目流れのドラゴンアイでした。今年はどうかな。。
今年は雪がたくさんあったわりに、急に暑くなり雪の状態が悪いようです。それでも今は6月9日。東京は夏のような暑さです。しかしここはまだ 、冬の国。雪で覆われています。
八幡平の頂上に行くとたくさんの人がドラゴンアイを囲んでいます。
危険ということで柵が今年から設けられました。少し残念ですが、人気が出た証拠。

今年のドラゴンアイは、虚ろに空を見上げています。この異常気象を憂いているのか。。

岡部泉

苦しい方へいく

2019年6月5日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎それはなぜと問いたいです

いつも安全な道よりも、不安定で先が見えない道を選んでしまいます。選んでいるというより気がつくと道標も見ずに暗黒の道を歩いています。

なんと因果な生き方でしょう。それに気がついているというみっともなさ。めめしいです。大物はそんなことも関係なく和我が道を行っているのかもしれません。
こんな小者な不幸好きはきっとそれは一生続くのです。自分にハンディがある人がそうなるかもしれません。そんなことが自分には似合っていると思っているのかもしれません。負い目があるのは仕方ありません。社会に不適合と言われても仕方のないように思います。

小学生の時になりたい職業は、山の百穴に住む人であったり、炭焼き職人であったり。そして中学になったら、ただの善良な人でありたい、ただそれだけと言っていたのですから。夢とかそんなキラキラしてものはありませんでした。
ひたすら一人でした。近くの木にのぼり、小川の魚を追いかけ、時々絵を描き、夕方まで一人で過ごしていました。こんなことをすごく覚えているのもおかしいですが、夕焼けの景色が時々浮かんできます。

そんな人が会社の代表をやっていたら、社員も大変です。理解できませんよね。おかしいです。
でも誰よりも会社を好きで、仕事が好きで、誰よりも働くことがせめてもの私の勲章です。

岡部泉

北の国も暑い

2019年5月28日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎この間まで白い雪だったのに

東京も暑い真夏のような日が続いていましたが、北海道も負けずに暑かったようです。ついこの間まで白い雪があったのに。千歳空港を降りると「それでも今日はまだいいですよ。昨日まですごく暑くてね」と迎えに来てくれた社長。サロマは日本で一番暑かったそうです。沖縄よりもです。なんと日本の気候はおかしいです。

北海道に来てそんなに暑いんじゃ観光客もがっかりしたことでしょう。夏でも涼しい北海道であって欲しいのです。

北海道は今、一番いい季節を迎えています。木々は青い葉をキラキラさせて、風は爽やかに空高く吹き抜けていきます。どこまでもクリアな空気に思い切り息を吸い込みたくなります。ああ、、こんな日が仕事じゃなかったら。。と思いますが、仕事がなかったらそれはそれでまた困るので、これでいいのです。

また、改善会議を始めます。

岡部泉

東京在住

2019年5月27日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎なんと二週間も東京にいる

碧の座のグランドオープンが終わって、なんだかんだと大連休があったりしましたが、出張の無い週はありませんでした。二週間も東京に在住しているのです。ということは会社に久しぶりに長い時間いるとという事です。
ということは、社員とも長くいるということです。それもそれで大変だと気付きました。この人にもあの人にも対応しなくてはなりません。1日喋り通しみたいな感じです。
新しく入った社員と急に距離を縮めることとなりました。ああ、、、そうなんだぁみたいな感じで新しい発見やら緊張があったり、都度飲み会があったり。

やはり、私は旅人なのかな。

二週間も東京在住しているとまたどこかに飛んでいきたくなります。今週はまた北海道です。変だな。あれだけ大変だったのに、遠く時間が過ぎてしまって、もう懐かしい気もちです。今回は緊張もなくウキウキした気もちで北海道に向かいます。

岡部泉

朝からビール

2019年5月26日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎テカテカに熱い日はもういいんだ

朝起きた時から暑い。いつもよりは差し迫った仕事はありませんが、やっておかなければならない事はたくさんあります。と思うのですが、外はテカテカに太陽が照りつけています。
こんな日は、たまにはいいかと思わせます。
朝からビール。。。ブリュードック缶を飲む。ああ、、最高だ。

さぁ、いい気分で片付けをしよう。そして、また新しい仕事をしていこう。

岡部泉