北の工事会議

2017年4月6日 | izumi | あかん湖温泉, イエローデータデザイン日記

◼︎北の国にも春の気配

釧路空港に着いたら、何となく二週間前より春の気配がします。雪も少しだけ残っているだけです。東京はもう桜満開ですが、ここにも春の足音が聞こえて来そうです。

とのんびりしているのも、空港から現場に向かう一時間半ほど。夜中まで資料を作ったりして、結局寝る間もなく、朝5時ごろ起きて飛行機に乗ってやってくるのが出張なのです。こんな暮らし、いつまでできるんだろうと思います。

到着してすぐに打ち合わせが始まります。そして夜の9時ごろまで。すれすれでレストランに入れてもらって、現場の所長と一緒に駆けつけのビール飲んで、、ああ、、あとは温泉入って今日もおつかれさま。

岡部泉

古民家

2017年4月3日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎やはり古くなってもいいものはいい

もう20年ほど前に、まだ暇で工芸かアートか訳のわからない個展をしていて、その作品を見て連絡をいただいた方がいました。あまりにもその個展の作品が渋ったので、お会いするまで私をおじいさんだと思っていたそうです。会うと毎度毎度この話をするので、もうネタになっています。

その方は、東京の多摩地域で古民家の料理屋を三軒、そして台湾にも店を広げられて、庭や古民家、しつらえなどをトータルにやられています。雑誌で見るときには、かなりすましていますが、実はキミマロ大好きなギャグ連発オヤジです。70歳近くなるというのに42歳くらいの身体年齢らしいです。いつでも落ち着いていません。いつもせっかちに動き回っています。

今日は、その大きな古民家のお土産やさんを作りたいとのことで、そのお土産の商品を何にしようという相談です。私が親しく仕事をさせていただいている日本橋のお菓子屋さんをお連れしました。いつも都心にいる方たちなので、この田舎の古民家と川の音、そして桜に相当癒されたようです。この短い滞在時間に心がすっかり癒されたということです。

どんな時代であったも、心を動かされるものは自然であり、自然の素材です。古民家の美しさが、人の考えるデザインを超えてしまうのは、年月が加えた魔法のようなものがあり、それには敵わないのです。経年変化を恐れる商環境ですが、やはり本物は朽ちてもその朽ち方が美しい、そしてその美しさがわかってこそその経年変化は生かされるものです。再度、自分が求めるデザインとは、昔と変わらずこんなことなのだと思いました。

ただ、仕事では、なかなかそうはいかないのが実情です。せめてもや、つまらない薄ぺらな素材は使わないようにしたいと思うのでした。

岡部泉

桜咲いても

2017年4月2日 | izumi | イエローデータデザイン日記

■どこか不安がつきまとう

朝、だんだんと目が醒めるときには大体は仕事のことを考え、次はこの時代がどうなっていくのかなぁと不安に思います。お花見もいいけど、いろんなニュースを耳にすると単純に浮かれているわけにもいかなくなります。

昨夜のニュースでは、核兵器禁止条約の交渉会議を日本がボイコットしたと言います。唯一の被爆国として、核廃絶の橋渡しをすると言っていたのはついこの間。大統領が変わってアメリカが方針を変えるとこうも翻るものなのかと、我が国ながら情けない思いがしました。いつまでも日本は核の傘の下にい続けないといけないのか、日本の確固たる信念と哲学はどこにあるのかとつくづく思うのでした。

岡部泉

桜遠のく

2017年3月31日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎お花見どころではない

昨日までいい調子で暖かかったのですが、今日は冬に逆戻りしたような冷たい雨。代々木公園の桜もこれでは、満開に至りません。

去年のお花見は、近所の洋食屋さんでお弁当を作ってもらい、会社のみんなとのほほんと楽しみました。今年はそれどころではない慌ただしい空気が漂っています。ただただバタバタと走り回る日々です。

しかし、ふと帰りの電車で思いました。休む間もなく忙しいことがひょっとして幸せなのかもしれない、時間があったら案外つまらないかもしれない、そして現役を退いた時にあんな忙しい時代が良かったなぁって懐かしく思うのかもしれない。

本来、怠け者の私です。誰かに言われない限り何もしないのです。何がやりたいということもなく、ただ誰かに望まれることをやってきました。そしたらいつの間にか、いろんなことをやることになっただけなのです。仕事がなかったら、いつまでも家で座っているに違いありません。

幸せは気がつかないものであると改めて思うのでした。
今日で3月はおしまい。明日から四月になります。
そうだ、会社に行くついでに代々木公園にぶらりと一人花見に出かけよう。

岡部泉

春という季節

2017年3月30日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎別れがあったり出会いがあったり

春という季節は、不思議な季節です。日本は、学校から会社まで3月が1年の節目なので人の移動の時です。ちらほらと転勤や移動になった挨拶のメールが届きます。そして、少し寂しい気持ちになるのは退職のお知らせです。

机の上にとても親しくさせて頂いているシェフから退職を知らせる手紙が置いてありました。西洋と日本の食を融合させた無国籍料理の先駆者であった方です。黄綬褒章を贈られた現代の名工です。大きな会社を仕切り、その方の名前のついたブランドは一世風靡しました。今でもそのブランドは続いています。退職の事はすでに知っていたのですが、改めてお知らせを頂くと、その方の功績ががどれだけ凄いものだったのかと思います。まだまだ情報もなく見習うものもない時代に単身フランスに渡りたくさんの国を回られて、日本で目を見張る新しい料理を出すレストランを作ったのです。まさに命がけで未知の境地を生み出したのでした。そのレストランは、大人の憧れの店になりました。

しかし、退職も束の間、すでに地域の食のためにあちらこちらに飛び回っていらっしゃいます。本当に元気な方です。一区切り、お疲れ様でした。また新しい人生の幕開けです。

春という季節は、別れや出会いがあって心が揺さぶれる季節です。別れは少し寂しいですが、すぐまた新しい出会いがやってきます。桜は咲き、そしてあっという間に散り、また来年蕾をつけます。時間は止まっていないとつくづく思います。

岡部泉

阿寒へ

2017年3月24日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎阿寒から東京

今日の移動は札幌、阿寒、東京と飛行機三昧。さすがに疲れます。Y君もこころなしかぐったり。本当にお疲れ様。
阿寒湖もさすがに寒い。でも白い雪を抱いた樹々は美しい神秘に満ちた原生林を作ってくれています。
打ち合わせやら視察が終わり、釧路空港へと向かい東京に戻ります。

阿寒湖が日本の中で一番好きだって言ってくれたエドシーランの新しいアルバムを聞きながら東京へ。この間、この話をしたら北海道のおじさまチームも覚えてくれて結構、自慢していて面白い。

東京の空気が生ぬるく感じます。

岡部泉

札幌へ

2017年3月23日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎雹が降る

東京はすでに春めいて気持ちがよい季節となりました。再び支笏湖の新しい旅館の工事会議のために札幌へ向かいます。なんと日本は細長い。雹が降り始めてきました。北海道は迂闊な格好ではこれません。

今日は全ての客室平面図を仕上げていく日です。全部違うのにしよう!だって面白いじゃない!というオーナーの一言で、そうなりました。パズルをやっている気分です。だんだんと頭が痛くなっていくほど複雑。苦労したわりには、反応薄し。きっとわかんないのです。そうでしょうそうでしょう。自分でも覚えられないのですから。だんだんと説明する方も聞く方も辛くなるのです。

そんなこんなで、頭が痛くなったので昼ごはん休憩。雹が降る街中でしびれる担々麺を食べにいきます。しびれ度合いが選べる担々麺です。こんな寒い日にはナイスチョイス。

こうして私たちの仕事もこれで一段落して、あとは変更箇所を修正し、あらためて図面を整理して、構造計算と申請図面へと向かってもらうことになりました。ここまで長かったなぁ、、4年位前にこの土地にあった建物を生かす計画から始まり、概算が合わなくて頓挫し、次はやっぱり新築にしようということになり、図面を起こしていたら、CLT工法で建てようということになり、そしたら、案外えらい見積もりが出てきて、昨年12月にやっぱりRCにしようってなって、その時すでにクタクタ、、もう年明けから仕切り直しだなって思ってたら、急にオープン日から決まって、おぉーーい、早くデザイン起こせぇ、、間に合わんぞぉってことになって、ここまで3ヶ月全速力で来ました。

本当に長い長い序章の案件なのです。。。

そして、夜ごはんは北海道料理の店へ。毛蟹です!蟹の中で一番甘みあって毛蟹が好きです。それも冷凍じゃないちゃんとした毛蟹です。今年は毛蟹が取れなく、これは貴重品。でももう寝てないから力が出ません。蟹って美味しいけど面倒くさいのです。工事会議で一緒のK料理長が手早くさばいてくれて、あぁ、、極楽。うまぁーーい。辛い仕事もうまいもんで癒されます。

岡部泉

図面づくし

2017年3月20日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎連休は晴天なり、、しかし

先の金曜日まで三連休であることも忘れていました。それよりも図面の決着が先行しています。幾つかの案件が重なっているので、まさに図面づくしの連休でした。こんな時に限って三日ともに温かくのんびりとしたお日和です。やれやれと思うのですが、別に休みといってもコレといって遊びたいとも思わないし、、やはり仕事をする方が精神的に良いのです。

今一人暮らしの人はとても多いと思いますが、「お一人様の過ごし方」ってどうしているんでしょう。私は体が続く限り仕事は続けたいなと思っています。重すぎると時々は困るけれど、やはり仕事が好きなんだと思います。というか困難が好きなんだと思います。

会社に出ていても、いつもよりはゆっくりとした時間が流れます。休日は、電話は鳴らないし、誰も訪ねてこないから時間を自由に使える良さがあります。美味しいパン屋さんに立ち寄ったり、コーヒーなんかゆっくりと煎れてみたり、案外休日の仕事場は気に入っています。

さてさて、計画魔の私としては、今日までに終了させると決めた仕事をこれから張り切ってやります。

連休最後は、友人のイタリアンの店に伺うことです。いろいろぞれぞれに悩みってあるらしい。それを聞いてくれってことでした。でも久しぶりに会えるので楽しみです。

岡部泉

春めく

2017年3月19日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎東北にも春がやってきた

岩手県の友人から黒い土に顔をだしているフキノトウの写真が送られてきました。東北にも春がやってきたのです。そののんびりとしたラインの画像に、心が緩みます。やっぱり自然に囲まれている暮らしっていいなぁと思います。

東北の春は遅く、山菜はこれからです。ちょうど五月の連休あたりが良いのです。昨年はいけませんでしたが、沢を登りながらの山菜採りはとても気持ちのいいものでした。今年は是非行きたいなと思います。友人にそんな話をラインしたら、田植えもできるよと返事が返ってきました。

よし!今年の楽しみは五月の山菜採りと田植えに照準を合わせよう。それまでに仕事がきっちり終わっていますように。

岡部泉

ベレー帽

2017年3月18日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎ベレー帽は定番

私は子供のころから帽子をよく被っていました。ミツバチがついてるカラシ色のフェルトのツバ付きの帽子はお気に入りでした。洋服のことってなぜかとても覚えています。写真なんてあまり撮らなかった時代ですが、ディテールも素材も絵に描けるくらい覚えています。

もちろんベレー帽もよく被っていました。今でも同じように被っています。趣味って変わらないのか、いつまでも昔のものを着たり被ったりしています。

ベレー帽、ダッフルコートとトレンチコート、水玉のシャツとボーダーのTシャツ、これは定番のアイテム。子供のころから変わっていません。高校の時のトレンチコートは今も着ています。一体何10年たっているんだと思います。

最近、時々お邪魔するワインの美味しいお店のマスターの奥さんも背が小さくてベレー帽を被ってカウンターに立っています。どこか共感するところもあり、ベレーシスターズと名ずけました。3センチほど私の方が大きいのですが、背が小さいと少しでもボリュームを出したくて帽子をかぶるのかもしれません。

今日は夏用の涼しげなベレー帽を買いました。これもまたずっと被っていくんだろうな。

岡部泉