図面づくし

2017年3月20日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎連休は晴天なり、、しかし

先の金曜日まで三連休であることも忘れていました。それよりも図面の決着が先行しています。幾つかの案件が重なっているので、まさに図面づくしの連休でした。こんな時に限って三日ともに温かくのんびりとしたお日和です。やれやれと思うのですが、別に休みといってもコレといって遊びたいとも思わないし、、やはり仕事をする方が精神的に良いのです。

今一人暮らしの人はとても多いと思いますが、「お一人様の過ごし方」ってどうしているんでしょう。私は体が続く限り仕事は続けたいなと思っています。重すぎると時々は困るけれど、やはり仕事が好きなんだと思います。というか困難が好きなんだと思います。

会社に出ていても、いつもよりはゆっくりとした時間が流れます。休日は、電話は鳴らないし、誰も訪ねてこないから時間を自由に使える良さがあります。美味しいパン屋さんに立ち寄ったり、コーヒーなんかゆっくりと煎れてみたり、案外休日の仕事場は気に入っています。

さてさて、計画魔の私としては、今日までに終了させると決めた仕事をこれから張り切ってやります。

連休最後は、友人のイタリアンの店に伺うことです。いろいろぞれぞれに悩みってあるらしい。それを聞いてくれってことでした。でも久しぶりに会えるので楽しみです。

岡部泉

春めく

2017年3月19日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎東北にも春がやってきた

岩手県の友人から黒い土に顔をだしているフキノトウの写真が送られてきました。東北にも春がやってきたのです。そののんびりとしたラインの画像に、心が緩みます。やっぱり自然に囲まれている暮らしっていいなぁと思います。

東北の春は遅く、山菜はこれからです。ちょうど五月の連休あたりが良いのです。昨年はいけませんでしたが、沢を登りながらの山菜採りはとても気持ちのいいものでした。今年は是非行きたいなと思います。友人にそんな話をラインしたら、田植えもできるよと返事が返ってきました。

よし!今年の楽しみは五月の山菜採りと田植えに照準を合わせよう。それまでに仕事がきっちり終わっていますように。

岡部泉

ベレー帽

2017年3月18日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎ベレー帽は定番

私は子供のころから帽子をよく被っていました。ミツバチがついてるカラシ色のフェルトのツバ付きの帽子はお気に入りでした。洋服のことってなぜかとても覚えています。写真なんてあまり撮らなかった時代ですが、ディテールも素材も絵に描けるくらい覚えています。

もちろんベレー帽もよく被っていました。今でも同じように被っています。趣味って変わらないのか、いつまでも昔のものを着たり被ったりしています。

ベレー帽、ダッフルコートとトレンチコート、水玉のシャツとボーダーのTシャツ、これは定番のアイテム。子供のころから変わっていません。高校の時のトレンチコートは今も着ています。一体何10年たっているんだと思います。

最近、時々お邪魔するワインの美味しいお店のマスターの奥さんも背が小さくてベレー帽を被ってカウンターに立っています。どこか共感するところもあり、ベレーシスターズと名ずけました。3センチほど私の方が大きいのですが、背が小さいと少しでもボリュームを出したくて帽子をかぶるのかもしれません。

今日は夏用の涼しげなベレー帽を買いました。これもまたずっと被っていくんだろうな。

岡部泉

眠る眠る

2017年3月17日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎泥のように眠る

ここ三日間くらい睡眠時間が少なくて、けだるい感が抜けませんでした。泥のように眠るとはこんなことなのか、いつの間にかこんな時間、、と慌てるくらい寝ていました。でもいい眠りじゃなくて、悪い夢を見ました。その夢は以前作った旅館のラウンジが、全く違うものへとリニューアルされる夢でした。それもリアルで、これではお客が入らないから変えるんだと社長さんが言います。それもすごく変なデザインなのです。まじない、、としょんぼりして目が覚めました。全くの悪夢、、、でもありえないことはない、、

今日は新人の面接の日。いかんいかん。悪夢に関わっている暇はない。早く会社に行かなくちゃ。

岡部泉

おおやま工事会議

2017年3月16日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 奥日田温泉 うめひびき

◼︎たくさん決めることがある

今回は、いろいろな課題をもって工事会議をします。あれもこれもですが、これでよし!と決まったことは少なく、懸案事項になるものばかりです。どのタイミングでだれが決めたらいいんだろう。そんなことも思いつつ長い会議二日間が終わります。またこれからなんだと思います。少しづつそれぞれの空気感や歩調があってくるのだと思います。

何と言っても寝不足がきつい二日間でした。でもだんだんと見えてくるものもあり、いい物件になりそうで楽しみになりました。さぁ、頑張ろう。

岡部泉

梅まつり

2017年3月15日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 奥日田温泉 うめひびき

◼︎おおやまの梅、凛として愛らしく

梅まつりとはどんなものなのか、現場での打ち合わせの前に行ってみます。梅の見頃は少しすぎているものの可愛らしい梅の花が山々を彩ります。梅は桜と違って華やかさよりもその可愛さ、けなげさに良さがあります。まだ寒い空気の中で凛として愛らしく、梅は咲いています。

梅干しや梅エキスなどを売る店も並びます。私は疲労回復に梅エキスを買います。一緒に同行している彼らは梅ジャムを購入。さすが子供がいると買うものが違います。

さて、いよいよ工事会議が始まります。今回は濃密な会議になりそうです。私は寝る時間もなく、この会議に臨みます。頭、きちんとまわるかな。。やや気が重くなります。

岡部泉

和の達人

2017年3月14日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎楽しい仕事しかしない、、って

もう十何年も前からの仕事を一緒にさせていただき、今でも時折り連絡をとっている和の達人のような方がいます。本業は青梅の素敵な古民家で料理屋さんを三軒、運営されています。三軒で十五万人もの人がやってくる繁盛店です。最近はアジアにも進出。。。それだけでなく頼まれて古民家の再生やら、料理の指南やら、、四方八方、いろんなことをされています。

この方に出会ったのは、本当に不思議で、私が適当に描いているおじいさんシリーズの絵があるのですが、それをある店で見て、訪ねてこられたのです。何を良いと思ったのかわかりませんが、会う時まで、私のことをおじいさんだと思っていたそうです。そうですよね。あんな脳天気な絵なんて、暇つぶしのおじいさんが描きそうな絵です。

いつも、「どう生きてる?楽しんでる?」と聞かれます。「バタバタしています」と大概答えるのですが、「もっとどうして遊ばないの?」と言われます。「そんな時間がないのです」というと、「ダメだな、もう生きてる時間なんて少ないんだから、もっと楽しまないと」と言われます。その方はもう楽しい仕事しかしないと言われます。

「そうなんだぁ、、いいなぁ、、そりぁそれなりに安定していますもんね、、」と皮肉まじりに答えます。
まだ未熟者なので楽しむほど余裕はないし、そんな気分にはなれません。ただただ、責任を感じたり時間に追われて焦るばかりです。面白いなぁと思う時もありますが、我に帰るとまた不安になったり。

明日もまた、今日やれることはやったし、飛行機に乗って南へと旅たちます。

「楽しい仕事しかしないんだよ」

そんな身分に早くなりたいものです。

岡部泉

瓦、瓦、瓦

2017年3月13日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 奥日田温泉 うめひびき

◼︎瓦を壁に積むには

変わり瓦のサンプルからその形をトレースして、大きな建物の壁に瓦で絵を描いていきます。朝もやをイメージしながら瓦をパソコンの中で積み上げていきます。

パソコンの中ではこうしてできるのですが、どうやって積み上げたら安全なんだろう。そんなこととこれを積み上げる職人さんのことを考えると、大変だなぁ。。だんだんと瓦の数を少なくしようかななんて思いますが、、でもどんどんとパソコンの中では積み上がっていきます。

どうぞ良い壁にしてください。とお願いをしないとです。

岡部泉

建材ショー

2017年3月10日 | izumi | イエローデータデザイン日記

◼︎木ではありません

今日は、ビックサイトの建材ショーに行きます。いろんな建材会社が一堂に集まる新素材を見るいい機会なのです。

沢山の人たちであふれています。ある大手の企業のサインが見えます。そこには「木ではありません」と書いてあります。つまり木にそっくりだけで木じゃないってことです。最近は不燃認定の建材が大活躍です。燃えないものということです。

このフレーズからすると、木はすでに「燃える、傷がつく、弱い、汚れる、、」という弱点ばかりの素材ということです。建材ショーにあっては、本物の木であることが価値であった時代ではないようです。それもわかるのです。商業施設では、本当に木はその通り弱点だらけなのです。特に海外の観光客を多く受け入れようとすればするほど、靴にあった丈夫な素材、大きなキャリーバックに耐える素材が必要です。そして不燃。

その「木でありません」という素材は進化を続け、本当に素人ではわからないほどよくできているし、センスもよくなってきています。チャチャッとかっこいいビジネスホテルが誰でも作れそうです。セールスの人も同じような営業トークをします。綺麗な3Dの曲線を持つ不燃芯材に木風フィルムを貼った商材に「どうですか、いいでしょ。簡単ですよ。間接照明なんか当てたら、もうすごくかっこいいんですよ」。。そうですね。でも何だか心がざわつきます。

私がそこまでやって良かったんだっけ?簡単で良かったんだっけ?大丈夫、私?チャチャッとできていいんだっけ?土壁や無垢板や漆が好きだった工芸出身者はこう思ってしまうんです。

でも施工期間も予算もあるし、チャチャッとデザインして傷のつかないものも喜ばれるのかなと思ったり。自問自答が続きます。
いい素材とか、伝統技法とか、経年変化なんて相当な通じゃないとその価値なんてわかんないじゃない、どうせ、本物なんてわからんないじゃない、これだってそっくりなんだから、ともう一人の自分が囁いているようです。

いつか、ビックサイトに「人間じゃないんです」という広告が出てきそうに思いました。
「これ人間そっくりですが、年は取らないし、文句は言わないし、お給料もいらないんです。見た目もいいでしょ、オリジナルもできますよ、どうですか、いいでしょ。」とセールスマン。
「そうですね。便利ですね、性格いいですか?」とそのアンドロイドを選ぶ自分が容易に想像できました。

シワができたけど年取って良かったとか、長く使い続けて愛着がわいたとか、そんなしみじみとした思いなんて必要じゃなくなるんだろうか。機能と見た目と便利なものへと進んでいくんだろうな。

でも私は、そのアンドロイドをバージョンアップはしても簡単に捨てたりしないんだろうとは思います。

岡部泉

久しぶりの午前様

2017年3月9日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 奥日田温泉 うめひびき

◼︎だんだんと見えてくる

今日は、というか昨日ですが今やっている案件の細かな詰めをしていきます。金額の詰めも必要ですが、ディテールの詰めが本当に大事です。やり始めると止まらないほどいろんな気になるところや、もっともっといいものへという欲求が高まるのですが、いやいや、予算もあるしと胃がキリキリとしてきました。

建物って本当におおきなオブジェです。心配だらけです。そして旅館は耐久性が大事です。お客様は何をするか想定がつかないのです。昔の旅館って何と丁寧に使われていたのでしょうか。

風呂敷で旅行していた時代は当の昔ではありますが、何といってもカバンもキャリーバックも丈夫になりすぎです。ここも耐久性を求めるんでしょうが、キャリーバックのキャスターが最大の敵なのです。畳寄せはどんなに硬い木を使ってもガリガリになるし、コーナーの柱もいつのまにか丸くなるほど。

どうやったらこんなに傷がつくのだろうと思うところにも傷がつきます。この間行った旅館で、「先生、次は全部ダイノックとメラミンでつくってくださいよ。メンテナンスフリーにしてくださいよ。これって全然傷かつかないからいいですよね。木だかなんだか区別つかないです。」と若い支配人が言います。「まじ、、、、さみしい、、」。。。「なんだか空気感がちがうんじゃない、、」とぼそっ。

日本の優しく柔らかな素材は今や迷惑な素材となりつつあります。そんなことを考えてると全部がタイルとジョリパっトとメラミンとワーロンになるのです。いつか見切り材のメラミンなんか出来てくるに違いありません。

でも、確かに友人から送られてきた某有名建築家の旅館の白木の縦格子で囲まれた旅館は、当時の清潔感のある美しさはすでになく、根雪によってかわいそうなくらいその端正さを失っていました。

そんなものを見つつ、A君と30年後でも美しい建物とはと語りつつ、午前様となりました。

岡部泉