大鷲と鯨の国

2016年3月8日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語, イエローデータデザイン日記

■オホーツクとは北方の壮観な国

オホーツクの空には大鷲、海には鯨が舞う、ここは北のはてにある壮観な国。ここに古代の北方から渡ってきた民族がいました。オホーツク民族はアイヌ民族よりも古代にここ北海道の地に暮らしを営んでいました。

北方の民族はかつて広大な氷の地を悠然と行き来したいたに違いない。そんなオホーツクに9年前ホテルを作りました。このオホーツクというキーワードをコンセプトにしました。久しぶりに点検に伺います。古代の時間に比べれば9年という月日は大したものではありませんが、施設はいつも改善が必要です。

今回も丁寧に点検しひとつひとつ、問題を片付けて行きます。旅館やホテルの工事は終わって、また始まるのです。繰り返し改善を繰り返していかないとお客様のニーズに応えることはできません。

再度オホーツクという国を掘り起こして、改めてそのダイナミックな風景をここに表現していきたいと思いました。

岡部泉

オホーツクの魅力2

2013年9月4日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語, イエローデータデザイン日記

■豊潤な海、くじらのいる海オホーツクへ

いよいよ待ちに待ったくじらウォッチングへ。くじらの絵は大好きでよく描きました。大きく悠々とした姿が好きです。ここはツチくじらかミンクくじらです。これまでくじら釣りをしてきた船長さんとその弟さんが運営するくじらウォッチング。研究捕鯨でしかくじら漁ができないので、このような観光を始めたそうです。船に乗り込みいざオホーツクの海へ。船長さんは、さすがどこまで見えているのかわかりませんが、遠くに見える魚の影を刻々と知らせてくれます。海にはぶりの大群。これは温かいせいです。そして鮭も。こんな時はなかなかくじらは姿を表さないようです。

もし、くじらに会えなくても、このオホーツクの雄大な海と遠くにけぶる知床半島と水墨のような空の美しさに会えただけで充分です。船の舳先に立って、この風景を眺めていると遠い遠いところまで心が飛んでいくようです。そして漁師になる人の気持ちが少しわかるようです。ヘミングウエイの老人と海が思い出されました。少し漁師気分になったところで、くじらが遠くに見えました。船長もいましたいましたとアナウンスしています。そのくじらを追って船が行きます。船の舳先にくじらの大きな尾ひれがじゃばーんと音を立てます。やった!こんなに近くでくじらに会えました。いるかもしゃちもいますが、やはりくじらです。

ああ、いいな、、オホーツクは大きい。でっかいど!!オホーツク。

でも取り過ぎはいけない。この海を守るために、秩序ある漁業でありたいです。流氷がくる海をいつまでも豊潤な海にしておきたいと思いました。そんな思いが高鳴ったところで港に一人の待ち人が立っていました。同船していたカメラマンさんが、私がオホーツクに来ている事を教えてくれたそうです。本当に久しぶりの再会です。オホーツク支局に転勤になった新聞社の方です。いつも飲みにいこうと約束してなかなか会えなかった方でした。
いやはや、楽しい1日になりました。

岡部泉

オホーツクの魅力1

2013年9月3日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語, イエローデータデザイン日記

■サロマは長い長い水平線

北天の丘に着き、久しぶりに支配人さんと副支配人さんにお会いします。元気そうで何よりです。ここから高田さんからバトンタッチです。
しばし、今回の目的観光の説明をして、サロマへ向かいます。サイクリングロードを横目に見ながら、、、こんなところ走れたら本当にいい気持ちだろうと思います。そんな体力もないので、気持ちだけ。

サロマは夕日の美しいところです。しかし、今年は蚊が異常発生してのんびりできません。この蚊さえいなければ本当にのんびりできるところです。サロマはホタテや牡蠣が有名です。このあたりは、漁業で食べていけるので、なかなか観光に力を入れる気がないようです。漁師さんが多いので、居酒屋もないそうです。早く寝てしまって遅い時間に用はないのです。仕事が変わればニーズも変わる。そんなものかもしれません。サロマの観光は、観光地を回ったりではなく、自らが思い通りに静かに楽しむそんな観光のようです。

明日は、オホーツク海へと向かいます。

岡部泉

流氷が来ている

2012年2月27日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語

■今年は流氷の当たり年

阿寒湖から網走湖へと移動します。久しぶりの網走です。網走と言えば流氷。今年は流氷の当たり年です。そこで我々もオーロラ号にのせてもらって流氷見学に出かけました。最近は流氷が少なく、観光地としては困っていましたが、今年は沢山の観光客がいます。ゆっくりとオーロラ号が出発します。蓮の葉のような薄氷にぱりぱりときれいなヒビの形が拡がります。自然の作る形は本当に美しいものです。そのうち大きな氷がオーロラ号の行く手を阻みます。ごりごりと音を立てて進んで行きます。尾白鷲が数羽流氷にとまっていました。少しいくとなんと北方の空の王様、大鷲がいるではありませんか。堂々とした風格で一番高い流氷にとまりこちらを伺っています。大きな立派なくちばしと白い胸のエプロンが見えます。北方らしい光景に出会えて幸運でした。

こんなに良い状態の流氷はもう最後かもしれません。今度は流氷の上を歩いてみたいものです。また来年、、

岡部泉

北天の丘農園

2011年6月8日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語, イエローデータデザイン日記

■北天にトウモロコシ畑をつくる

北天の丘にも滞在型の客室をつくっています。キッチンをつくりました。北天のある網走はとても広々とした大地を持っています。のんびりとしたおもちゃの家がぽちぽちと建っている風景は可愛らしく、ほっとします。

昨年はもぎたてのとうもろこしを、市の運営するとうもろこし畑で食べました。それはそれは、新鮮で甘く美味しかったのです。そこで北天の丘の土地にトウモロコシ畑をつくろうということに。今から種を蒔けば間に合います。楽しみだな。

仕事をしていて、こういうことができるのが救いです。最近はソウルオブ東北の時もそうでしたが、食材を見たり生産者の方に会ったりするのが本当に楽しいのです。今年は、北海道でいい野菜を見つけて、ネピュレにしようと思っています。ハポに使うためです。

規格外野菜とプレミアムのこだわり野菜を両方を活用したいと思っています。さて、早く東京に帰って、パッケージをつくらねば。。

岡部泉

北天の丘のバー

2011年3月3日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語

■このバーが好きです

北天の丘は網走にあり、網走のイメージを変えたと言われるホテルです。今年は寒かったので流氷が沢山来てくれました。流氷は風の方向によって接岸したり、離れていったりします。私はこの流氷を動物のようにイメージしているのです。胡麻アザラシや大鷲と同じように、今日いるの?って感じです。ホテルでは毎日、流氷の位置を確認する地図があります。

そんな網走ですが、もう一つの目玉はオホーツク文化です。北の果てに駆け抜けて行ったオホーツク民族の遺跡があります。このオホーツク文化に敬意を表して作られたのがこの北天の丘です。

そのイメージを表したバーラウンジがあります。私はこのバーが大好きです。昨夜は支配人と久しぶりに沢山の話をしました。支配人の農園の話やら、最近のお客様のことやら、話はつきません。頑張りましょうね。

岡部泉

あばしりのとうもろこし

2010年8月26日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語

■うまい!朝もぎとうもろこし。

今日は阿寒湖へ行く予定になってます。その前に、昨夜の約束通りあたりの農園を見て回ります。あばしりは気候も良く北海道の中でも温かい方なのです。海と丘の恵みが豊富なところです。

支配人とまずは、フロックスの丘にいきました。この丘は皆さんのボランティアでできたお花畑の丘です。フロックスとは前はお盆の花だったそうですが、とてもかわいらしいので、こうしてお花畑にしたそうです。観光名所にしてたくさんの人に見てもらいたいそうです。この丘からは網走湖が長く横たわる様がみえます。見晴らしがよくこんなところでテント張ってのんびり空眺めたり昼寝したいと思いました。でもこんな広いお花畑がボランティアでできているなんで、、いいな、、やはり人が違うな。

フロックスの丘をあとに、協力をしてくれている農園に寄ります。もうサクランボも終わり、今度はプラムのようです。そこらに生えているブルーベリーをいただきます。ああおいしい。

いざとうもろこし畑に、ここにはひまわりでできた巨大があります。その風景は映画です。まさに、背の伸びた大きなひまわりの中をなめるようにカメラが廻る、、そんな感じの映画ありそうです。

そのとなりにあるトウモロコシ畑で、いい頃合いのものを見つけてもいでいきます。合計30本を確保しました。帰りの車でたべたその甘さと太陽に香りはもう抜群でした。

事務所で待つみんなにも送ることにしました。

岡部泉

夕方あばしりへ

2010年8月25日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語

■打ち合わせも終わり

夕方の飛行機であばしりへ飛びます。北天の丘もエステ棟を完成させて以来です。3ヶ月ぶりくらいでしょうか。北天の丘もとても評判の良いホテルです。今年は成績が良くて、ホテルの皆さん全員、交代でハワイにご褒美旅行に行きました。私は連れて行ってもらえませんでした、、、

この間改装した部屋も喜んでもらえて良かったです。廊下も見違えるほどいい感じです。あとはすこしずつ他の階も進めていかなくてはなりません。

久しぶりに支配人さんと食事をしました。いやはや良くがんばってます。もうこのホテルはこの方のホテルです。でもそれは凄いことで、大きな家族みたいになっているのです。ローカルの良さってこういうことだなってあらためて感心するのでした。当初、観光農園という企画もあったのですが、そのときは忙しすぎて手をつけずに一年が過ぎ、その後に支配人のちいさな家庭菜園から始まりました。それが今やビュッフェのサラダを賄うほどになったのです。たくさんの近所の野菜博士みたいな方々からの指導もあったと伺いました。しかし、マイ耕運機を買うほどの熱意のある支配人さんの努力が一番でしょう。すごい、すごい。

明日の朝は、生で食べられるとうもろこしをもぎにいきます。めったに楽しみのない仕事ツアーに一筋の光が、、やったね。

岡部泉

パパラポ

2010年5月6日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語, イエローデータデザイン日記

■ただたのしいだけっていい

夕方、宮本先生に呼ばれて戸越銀座まで出かけました。この間、北天の丘のエステ棟に入れたぬいぐるみソファを徹夜で作ってくださいました。北の国のぬいぐるみソファのお疲れさま会みたいなものです。

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あのぬいぐるみソファを、我々はえらく気に入っています。デザインだのなんだのって頭で考える事じゃなくて、ずばりストレートに飛び込んでくるものって最近ないよねって話をされていました。こんなに楽しくエキサイトして仕事をしたのは本当に久しぶりだよって先生はおしゃっていました。おまけに「だからありがとう」ってお礼まで言ってくださいました。そんなぁ、、とこちらは恐縮です。

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ただ楽しいってだけでもいいんじゃないかな。そこで、急に頭に飛び込んできた言葉が「パパラポ」です。これになんか意味あったかな。多分ないけど、どこか民族的な匂いもしてそれで踊り出したくなるような名前。これに決めた!

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先生とのコラボソファ、ぬいぐるみソファのブランド名は「パパラポ」。

先生も賛成。何でもすぐ決まる事って素晴らしい。ひねくり回してもいい事ないね。こんな類いのものは。

早速、一緒に飲んでいた家具メーカーさんの副社長さんに「パパラポ」をお願いしました。もちろん売れ筋商品ではありませんが、心のビタミン剤みたいなものです。

今度、「パパラポ」がグループとなって登場する時があるでしょう。私の次の構想は「パパラポにぎにぎソファ」です。乞うご期待。

岡部泉

オホーツクのエステルーム

2010年5月1日 | izumi | 「あばしり 北天の丘」物語

■ようやく見えた

工事が遅れていて、心配していたエステ棟。どきどきしながら現場に行きます。

出来てます。オホーツクの家が。北天の丘のエステ棟がついに完成!

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なんといって今回の目玉は、宮本先生とのコラボでつくったぬいぐるみソファです。なんとかわいい。。大鷲、しろくま、鹿、あざらし、、どれも愛らしい。。

sofanarabi

sofaazarashi

 

満足満足!先生にもお礼を伝えます。だって先生も随分心配して何度も電話をくれました。無事、オホーツクの動物ソファは、海を渡って並んでいますよ。

岡部泉