白百合醸造さんへ

2019年7月23日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

◼︎ワインを語る言葉がすごい

白百合醸造さんへ向かいます。日本で飲もう最高のワイン2019でプラチナ賞を受賞した勝沼のワイナリーだんです。
「日本で飲もう最高のワイン」は、『日本で飲める最も美味しいワインを探そう』をコンセプトに専門家と愛好家の審査員が、国産ワインや輸入ワイン或いはブドウ品種ごとの評価ではなく、日本国内で手に入る全てのワインの中から一番美味しいワインを選ぶワイン品評会です。その2019年度の品評会において、「ロリアン マスカット・ベーリーA 樽熟成 2018」がプラチナメダルを受賞したのです。

昨年、白百合醸造さんの白ワインと赤ワインをあめやさんでワインボンボンにしました。そのパッケージをデザインさせてもらいました。今年のロリアンワイン祭りでも販売されるそうです。

運転手をしてくれている当社食いしん坊さんには、申し訳ないのですが早速試飲をさせていただきます。日本のワインは日本の風土から作られるので、和食に合うように思います。女性醸造家さんにワインの説明をしてもらいます。ソムリエさんのワインの表現にも感心しますが、醸造家という立場からのワインの説明はまた異なり、さらにリアルです。作り手ならではの細かな表現に驚きました。柑橘の果物の皮と実の間のふわふわした白い部分のようなやわらかな優しい酸味と香り。えっこんな表現なんだ。でもなんとなく合点がいきます。さすがです。こんな感性こそがプラチナ賞をとるワインに育てるのでしょう。こちらでもワイン愛を強く感じました。

岡部泉

桃農園へ

2019年7月22日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

◼︎桃は幸せな香り

今日は山梨の桃農園を訪ねます。これもあめやさんの取材です。やや気楽な楽しい仕事です。なんと当社の大きな体の食いしん坊さんは、気合がはいっていて前乗りしているので山梨市駅で待ち合わせです。

お訪ねした桃農園さんは、行列ができる桃カフェをやっています。桃農家、ラ・ペスカです。有名なのは桃ジェラート。さすがに桃農園さんですのでたっぷり贅沢に桃を使っています。今日のランチはなに?と取材の打ち合わせそっちのけで食いしん坊さんに聞いたら、「桃サンドですよ、当然ですよ」と胸を張って言います。「わぁ美味しそう」。そんな話を車の中でしながら、たどり着くと、誰も並んでいない。えっカフェやすみ?。。。もうがっかり。。でもお休みじゃないと取材に応じてくれないほど忙しい桃農園さんなのです。

そうですよね、、

入り口で待っていてくださった山下氏。とても楽しい方です。お話からも桃愛に溢れてきます。雨が降るといけないので、早速桃農園へ急ぎ行きます。段々畑になった桃農園は、日当たりがよく美味しい桃が育つとてもいい環境です。しかし、今年は例外です。雨が多すぎて日照時間が少ないので桃に限らず、果樹や野菜は打撃なのです。桃の木の下には白いシートが全面に敷かれていて、日照をせめても吸収して桃の色を良くするのです。この桃農園の桃は「あかつき」という品種の桃でした。あめやさんで使っている桃の品種は白鳳と川中島ですが、まだ収穫には早いそうです。
この「あかつき」はもともとは白桃と白鳳を親にもつ桃だそうです。あかつきのように赤い色が特徴らしいです。うちのビールと同じこの名前がいいな。気に入りました。

今日は滅多にない晴れ間がのぞいていて、ラッキーでした。いい感じの写真が撮れました。今回のカメラマンは、東京から山梨に移住した越田さんです。料理写真を撮らせたら、すごい写真を撮る方です。毎回、地元のカメラマンさんにお願いするのもこの企画の面白いところです。

山下さんにいろいろな話を伺い、すっかり楽しくなりました。そして大きな桃を譲っていただきました。その桃からは本当に幸せな香りがしました。こんなに幸せそうな色と形と香りの果物はないではと思いました。

この日の夜のWBSに、行列のできる桃農園として報道されていました。朝早くから並ぶ人たちと美味しそうなジェラートが取材されていました。さすがです。

岡部泉

宮古島2

2019年7月11日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

◼︎マンゴー畑へ

マンゴーの木を初めてみました。一本の木から枝が何本も伸びてぶどうの房のように実がたくさんできるそうです。そのたくさんの実から選ばれしものがあの大きな楕円形の赤い実になるんです。収穫時期に入った赤い実は落ちないように袋で包まれ針金で吊るされています。自分の体重に耐えかねて落ちてしまうものもありますが、大概は、朝早いうちに頃合いの良いものを刈り取るそうです。集荷所には赤い大きな実が並んでいます。箱にいれて東京や沖縄本島に出荷されていくのです。

日差しの強い日です。喉も渇いて、、というところでマンゴーをいただきます。なんとなんと幸せな香り。どっさりだしていただきました。ビタミンCがたっぷり入ったこの幸せな実は、南国には必要な食べ物だったのです。南国の果物の女王さまです。

久しぶりに日焼けというものを感じました。何年ぶりだろうか。太陽が痛いと感じるのは。そしてこのゆったりとした時間と空気。
人間は風土で形成されるものだとつくづく感じます。ビーチも人が少なくのびのび、ゆったりです。蒸気が沸き立つほどジリジリとした熱帯感の中で、三線の音が聞こえてきました。仕事ってなんでするんだっけと思ってしまうほど、時間も心もゆるゆると溶けていきます。

「この宮古島、急いでどこに行くんだ」とかかれた道路標識。そうだな。急いでどこに行くんだっけ、、

岡部泉

宮古島へ

2019年7月10日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

◼︎マンゴー共和国

今日は、長いおつきあいとなった日本橋の和菓子屋さんのブランドであるあめやさんの仕事で宮古島にきました。あめやさんのあめには日本の地域の名産果物がたくさん使われています。「あめやルーツ」というプロジェクトを作りました。あめやで使われている食材とその生産者さんを訪ねることで、あめやのルーツ、根っこになっているものを詳しくご紹介していくという企画です。

そのひとつであるマンゴー。日本一のマンゴー生産量を誇る宮古島をマンゴー共和国と名付けています。マンゴーの好きな人が国民になれるのでしょう。

沖縄というところに何十年ぶりに来ました。遠く遠く、若いころにダイビングなんてものをやっていて、石垣島とか西表島とか慶良間諸島とかで潜ってました。ダイビングは楽しかったかというと、どちかというと怖いという方が近かったと思います。この波に逆らえないな、、あの船まで泳いでいけるんだろうか、、なんて。その苛酷さにちょっと向いていないな、、命と引き換えだなぁ、、と思っていました。もともと潜りは、子供のころから川でも海でも好きでしたが、どうやらシュノーケリングの世界の方が自分の器にあっていたと思います。

そんなことを飛行機の中で思い出しながら、宮古島に到着。肌寒かった東京とはうって変わって、蒸し暑くサウナに入ったような気候です。日本というより亜熱帯のアジアにきた感じです。初めての土地にはワクワクがあります。それぞれにその土地の匂いがあります。それは和辻哲郎的にいえば、風土なのかな。物語なのかな。ここはどうかな。橙色の瓦と漆喰が琉球王国を思わせます。おっと今はマンゴー色といった方がいいのかな。とうきび畑が風にざわざわと揺れています。まだ少し背の低いとうきび、収穫はもうすこし先なのでしょうか。青い海が見えてきます。砂山ビーチです。日本一綺麗な海です。なんとサラサラした細かな白い砂。この国は青と白と緑で構成させれている。

もちろん仕事のために来ているのですが、南国の青い海を見てしまうとよりリゾート感が強くなってもう、楽しまなくっちゃという気分になります。一緒に行ったお仲間のサラリーマンスラックスと革靴がこのビーチにはおかしなものに見えます。俺たち、場違い、なにやってんのって気持ちになるらしいです。そこでTシャツとビーサンを買いに行く羽目に。サラリーマンだってこのとことん青い海を目の前にしたら裸足になって、砂と格闘したいよね。ひっそり小さく青い海ではしゃいでいました。せめてもの小さな反抗ですね。いいんじゃないの、飛び込んでしまいなさい。

さて、マンゴーの取材もしっかりやりましょう。

岡部泉

大片付け

2017年12月29日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

◼︎ついつい手が止まります

昨日まであめやさんのパッケージデザインを夜遅くまでしていて、片付けが遅くなりました。あめやさんはバレンタイン、ホワイトデーと新商品が続くので、年末にパッケージデザインの入稿がたんまりあるのです、毎年のこととはいえ、バタバタと詰めていくので大変です。バレンタインのデザインが終わったかと思うと次はホワイトデーなのです。バレンタインはボンボンを出します。嬉しいことに、私が今年設計した旅館、「うめひびき」のおおやまの梅酒を使ってボンボンを作ることになったのです。私のお知り合いの二つの会社を結びつけられたことが嬉しいです。出来栄えも上々。一年ものと三年熟成の梅酒の二種があります。うっすらした肌色と濃いオレンジ色が白雪のような白く薄い砂糖菓子に品良く透けて見えます。小さな手毬に大切にしまわれているような印象でした。早く完成品を梅酒作りをしている人たちに見せてあげたいなと思います。

ホワイトデーは、大ヒット商品のスィートリップオンパレードです。今年はあめや推進部のFくんは気合が入っています。すごいいい予感がするらしいです。私の提案したパッケージの企画にはまったみたいです。すでに注文が昨年よりもずっと入っているみたいです。「絶対売れますよ!ふんわり優しい感じがすごくいいです!」と朝のメール。女の子よりも感性が繊細で豊かなFくんです。うんうん、そうか、、良かった。若者よがんばれと応援しています。商品つくりは山登りみたいです。最初はグタグタと迷いながら進みますが、ある時一気に進んでいきます。今は9号目くらいなので、最後の踏ん張りどころです。でもやはり商品には気合とチームワークが一番だとつくづく思います。

そんなことを考えながら、ようやく事務所の片付けに入ります。今年もたくさんの仕事をしたなぁと図面やらスケッチやらを見て感慨に浸ります。おっとまた手が止まってしまった。。

岡部泉

あめやさん

2017年12月5日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記, 未分類

◼︎年末はいつもあめや忙しい

年末になると急にあめやさんのパッケージのデザインが連続してあります。バレンタインとホワイトデーがお菓子屋さんの一大イベントがあるからです。商品の企画から製造そしてパッケージデザインまで、やることが沢山あるので、開発部も我々も大忙しです。

出張前にいろいろとやり切っていかないといけません。がんばんないと。

岡部泉

ホワイトデー

2015年3月14日 | izumi | あめやえいたろう物語

■おかげさまで、あめや好評

2月、3月はあめやが大忙しの月です。今年はスィートリップを全部リニューアルし、スィートジュエルという宝石のようなあめを出しました。歴史あるダイヤモンドと全く同じようにカットされた透明なあめです。実は、このあめ、きれいだけど、一体どう売ったらいいのだろうかと考え込みました。

もうこれは、食べるあめではなく眺めるあめなのだと決心。贈ることに意義を持たせることにしました。ダイヤモンドにはそれぞれ物語があります。その物語に応じたデザインの額をつくることにしました。ダイヤモンドってやはり富と権力の象徴なのか、そのダイヤモンドの物語は、数奇なものが多いようです。そんな物語に誓いの言葉をからめて、メッセージを込めた商品にしていきました。

おかげさまで、そのあめの技術的な美しさと新規性が功を奏して、売り切れが続出。伊勢丹も三越も朝の時間になくなってしまうほどでした。ほっと胸をなでおろしました。モデルチェンジしたスィートリップもその他のあめのセットもとても好調でした。これでデザイナーとしてのお役目を果たせました。皆さんもさぞ心配だったでしょう。本当に、よくここまできちんとしたものにしてくださいました。おつかれさま。。

岡部泉

今年最後の仕事

2014年12月29日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■今年も忙しかったけど、ありがとう

昨日から、来年の新バージョンの商品を発売するためにパッケージをつくっています。あめやさんの仕事です。思い起こせば、榮太楼総本舗から独立したあめ専門店として「あめや」というブランドを出そうとして必死になったのも年末でした。あめやという名前から商品の開発までを一気に年末にやりました。発売が2月という強行軍でした。こうしてばたばたとやっているとその時の慌ただしさを思い出します。

それに比べれば、どうという事のない量ではありますが、数にしたら20点ほど。こうして、来年、また良い業績をつくってもらえればとデザインをします。商品というものは、生き物と同じで、手入れをしていないと古くなったように見えてきます。伝統は繰り返し降り注ぐ時代の変化に耐えて残った「蓄積」と「進化」の上にあります。このえいたろうあめを作り続けて80年あまり。しかし、この榮太楼さんのあめは、伝統を上手に表現しきれる場を、作れてこなかったように思います。伝統を続けさせてあげる場つくりも重要なことです。でもこうして全く新しい着物を着せてあげることで、お客様が集まる場ができました。挑戦的な伝統のつなげ方です。

中身も進化しているのです。食品は体に害のないことがもちろんのこと。その上にさらに体に補給できる何かをもつことが大切だとおもっています。栄養もそうですが、癒しも大切な補給要因です。食品はメッセージを伝えることもできるのです。

そんな思いをいつもこの商品にこめて考えています。

このあめやというブランドが、私の食品開発の原点となりました。楽しく、美味しく、そして体にいい。そしていつも新しい。それが次の伝統への一歩であること。

こうして、年末に慌ただしく仕事をしながらいろいろな事を思い出しました。自分が考えデザインした商品なのに、今になって自分が育てられてきたように思います。ありがとうあめやさん。

岡部泉

えいたろうオープン

2013年11月22日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■アトレ恵比寿にえいたろうオープンしました

今日は榮太樓總本舗の新業態、「にほんばし えいたろう」がアトレ恵比寿のオープンしました。ここ数日オープンのためにあたふたと事務所はしていましたが、ようやくです。私たちはここで一区切りですが、お店の人達はここからがスタートです。

朝、10時半、会長から電話。何かあったのかなと心配しましたが、「お客様が沢山で大変です。」と嬉しい悲鳴でした。「岡部さんのコンセプトが当たりましたね。ありがとう。」とお礼を言って頂き、私もほっとしました。お店を当てるということは本当に大変です。まず第一に、お客様が安心して信頼して買ってくださる店でありたいと思っています。それが長続きをする秘訣です。変わったデザインは次のことです。今回のえいたろうは、「古くて新しい、懐かしくて新しい」がテーマでした。長い歴史のあるものを少し目線を変えてリバイバルさせました。そして、敢えて堂々とした風格でなく気楽なお隣のお嬢さん的な気安さを前に出しました。アトレのお客様は30代から40代の女性の働く方、そしてご近所の奥様方が中心です。自分のために少しとプラス誰かにあげたくなる気楽なお菓子であることが商品のテーマです。

今回はおやつ菓子と生ドラが中心のお店です。今日は最後までお客様が途切れずに買って下さったようです。良かった良かった。

岡部泉

えいたろうでばたばた

2013年11月20日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■明後日のオープン、準備でばたばた

明日、恵比寿のアトレがリニューアルオープンします。私たちが企画、デザインをした「にほんばし えいたろう」がオープンします。お店は陳列やら何やらで準備が大変。うちも備品の納品を随時していくので、恵比寿まで行ったり来たり。
どうなることやら。沢山のお客様がきてくれるといいのですが。。。

岡部泉