ホワイトデー

2015年3月14日 | izumi | あめやえいたろう物語

■おかげさまで、あめや好評

2月、3月はあめやが大忙しの月です。今年はスィートリップを全部リニューアルし、スィートジュエルという宝石のようなあめを出しました。歴史あるダイヤモンドと全く同じようにカットされた透明なあめです。実は、このあめ、きれいだけど、一体どう売ったらいいのだろうかと考え込みました。

もうこれは、食べるあめではなく眺めるあめなのだと決心。贈ることに意義を持たせることにしました。ダイヤモンドにはそれぞれ物語があります。その物語に応じたデザインの額をつくることにしました。ダイヤモンドってやはり富と権力の象徴なのか、そのダイヤモンドの物語は、数奇なものが多いようです。そんな物語に誓いの言葉をからめて、メッセージを込めた商品にしていきました。

おかげさまで、そのあめの技術的な美しさと新規性が功を奏して、売り切れが続出。伊勢丹も三越も朝の時間になくなってしまうほどでした。ほっと胸をなでおろしました。モデルチェンジしたスィートリップもその他のあめのセットもとても好調でした。これでデザイナーとしてのお役目を果たせました。皆さんもさぞ心配だったでしょう。本当に、よくここまできちんとしたものにしてくださいました。おつかれさま。。

岡部泉

今年最後の仕事

2014年12月29日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■今年も忙しかったけど、ありがとう

昨日から、来年の新バージョンの商品を発売するためにパッケージをつくっています。あめやさんの仕事です。思い起こせば、榮太楼総本舗から独立したあめ専門店として「あめや」というブランドを出そうとして必死になったのも年末でした。あめやという名前から商品の開発までを一気に年末にやりました。発売が2月という強行軍でした。こうしてばたばたとやっているとその時の慌ただしさを思い出します。

それに比べれば、どうという事のない量ではありますが、数にしたら20点ほど。こうして、来年、また良い業績をつくってもらえればとデザインをします。商品というものは、生き物と同じで、手入れをしていないと古くなったように見えてきます。伝統は繰り返し降り注ぐ時代の変化に耐えて残った「蓄積」と「進化」の上にあります。このえいたろうあめを作り続けて80年あまり。しかし、この榮太楼さんのあめは、伝統を上手に表現しきれる場を、作れてこなかったように思います。伝統を続けさせてあげる場つくりも重要なことです。でもこうして全く新しい着物を着せてあげることで、お客様が集まる場ができました。挑戦的な伝統のつなげ方です。

中身も進化しているのです。食品は体に害のないことがもちろんのこと。その上にさらに体に補給できる何かをもつことが大切だとおもっています。栄養もそうですが、癒しも大切な補給要因です。食品はメッセージを伝えることもできるのです。

そんな思いをいつもこの商品にこめて考えています。

このあめやというブランドが、私の食品開発の原点となりました。楽しく、美味しく、そして体にいい。そしていつも新しい。それが次の伝統への一歩であること。

こうして、年末に慌ただしく仕事をしながらいろいろな事を思い出しました。自分が考えデザインした商品なのに、今になって自分が育てられてきたように思います。ありがとうあめやさん。

岡部泉

えいたろうオープン

2013年11月22日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■アトレ恵比寿にえいたろうオープンしました

今日は榮太樓總本舗の新業態、「にほんばし えいたろう」がアトレ恵比寿のオープンしました。ここ数日オープンのためにあたふたと事務所はしていましたが、ようやくです。私たちはここで一区切りですが、お店の人達はここからがスタートです。

朝、10時半、会長から電話。何かあったのかなと心配しましたが、「お客様が沢山で大変です。」と嬉しい悲鳴でした。「岡部さんのコンセプトが当たりましたね。ありがとう。」とお礼を言って頂き、私もほっとしました。お店を当てるということは本当に大変です。まず第一に、お客様が安心して信頼して買ってくださる店でありたいと思っています。それが長続きをする秘訣です。変わったデザインは次のことです。今回のえいたろうは、「古くて新しい、懐かしくて新しい」がテーマでした。長い歴史のあるものを少し目線を変えてリバイバルさせました。そして、敢えて堂々とした風格でなく気楽なお隣のお嬢さん的な気安さを前に出しました。アトレのお客様は30代から40代の女性の働く方、そしてご近所の奥様方が中心です。自分のために少しとプラス誰かにあげたくなる気楽なお菓子であることが商品のテーマです。

今回はおやつ菓子と生ドラが中心のお店です。今日は最後までお客様が途切れずに買って下さったようです。良かった良かった。

岡部泉

えいたろうでばたばた

2013年11月20日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■明後日のオープン、準備でばたばた

明日、恵比寿のアトレがリニューアルオープンします。私たちが企画、デザインをした「にほんばし えいたろう」がオープンします。お店は陳列やら何やらで準備が大変。うちも備品の納品を随時していくので、恵比寿まで行ったり来たり。
どうなることやら。沢山のお客様がきてくれるといいのですが。。。

岡部泉

えいたろうの魂

2013年5月10日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■きんつばは譲れない

今日は、栄太楼総本舗の会長さんがいらっしゃいました。今度新しくつくる榮太楼さんのブランドがあります。そのブランドに向けて、あらためて榮太楼総本舗の魂の話となりました。榮太楼さんはもちろん栄太楼飴が有名ですが、さらに言えば、屋台のきんつばやさんだったのです。屋台は半坪ほどの大きさでしょうか。今もその跡が日本橋に残っています。関東風あんこが入った丸形のきんつばこそが栄太楼の魂なのです。「このきんつばを忘れないでください」と会長がおっしゃいました。

「変わらないもの、変わるもの」榮太楼さんのブランディングの中心にしたかった言葉です。変わらないものは、お菓子つくりへの想い、あんこ、有平糖、、変わるもの、時代感度そしてお客様のニーズ、、

変わらないものを持っていることが老舗の凄いところです。それがブランド=のれんの軸なのです。あめやえいたろうも何か変わったことしているなと思われがちですが、変わらないものを持っているのです。それは有平糖です。しっかりとした榮太楼魂を持っているのです。

今度の新しいブランドもこの変わらないものをしっかり持って、時代を切り取り、和菓子文化をしっかりと伝えて行きます。

そうそうもう一つうれしいお言葉がありました。あめやえいたろうをつくったおかげで、社内に企画をしよう、挑戦しようという気運が生まれたそうです。自分たちの会社、商品をもっと前向きに革新的に考えていこうというムードがあるというのです。老舗が覚悟を決め動き出すと怖いものなしです。技術と勇気があれば、本当の伝統を繋いでいけるのです。がんばりましょう。

岡部泉

あめや世界へ

2013年4月5日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■日本一のあめは世界一

今日は、えいたろうの新しい業態開発の打ち合わせとあめやの今後の方針を話し合います。2年ほど前にアメリカでパッケージデザインについて講演をしたことがあります。その時にあめやさんのパッケージをお見せしました。デザインもさることながら商品開発について、大変驚かれていました。あめってこんなに進化できるのかという驚きでした。あめに関して言えば、おそらくあめやが日本一かと思います。そして、こんなにもあめに命をかけてるメーカーも世界にはないかと思います。ゆえにあめやは世界一なのだと思います。

我々担当者ばかりで盛り上がります。「あめやを世界へ」を合い言葉にすることにしました。あめやのブランディングをして7年が立ちました。震災を挟み大変な時もありました。ブランドというものは、7年もすれば何だかの手を打たなければなりません。特にあめやは進化しつづけるブランドです。かわいいけれど戦うブランドなのです。いろいろな商品開発がありました。その中で実らないものもありました。夢のような商品もありました。しかし、ここまで続けてこれたのは、商品開発担当者さんのあめやに対する愛情です。あめやが世界に羽ばたく事業計画を立てることにしました。いろんなパッケージや広告が浮かんできます。

岡部泉

あめや新企画

2011年11月24日 | izumi | あめやえいたろう物語

■あめやどんどん進化する

今日はあめやの新企画のプレゼンです。なかなかにおもしろい企画ができました。私の描いたドリームプランを、きれいにフォトショップで描いてくれるうちの子たちもだんだん手慣れてきたようで、カワイク描けました。どれが完成にいたるかはわかりませんが、こうしてドリームを考えるはとても楽しいものです。また2012年のあめやが楽しみとなりました。

岡部泉

はずみあめ

2011年3月4日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■あめやの新作、噛むあめ

新宿伊勢丹のあめやで新作がでました。その名前は「はずみあめ.キューヴ×キューヴ」。有平糖とネピュレと寒天でキューヴ型に仕上げたあめ。弾むような弾力のあるあめ、そして、歯で噛んだ時に感じるネピュレのイチゴとレモンの新鮮な風味が信条です。噛むあめなのです。

この企画を考えて、半年。ようやく完成。ディスプレィも終わり、元気なはずみあめが、春に向けて弾んで弾んで展開しています。ビョンビョンとバネが伸び縮みするような元気一杯のディスプレィになっています。

今日、あめやさんから報告をもらい、順調な滑り出しということで一安心。コンセプトを考え、商品を企画し、デザインし、商環境を整え、売上につなげる。これがブランディングデザイナーの使命です。あめやさんの2011年がホワイトデーから始まります。

岡部泉

あめや凄い

2010年8月7日 | izumi | あめやえいたろう物語, イエローデータデザイン日記

■スィートリップ売り切れ

あめやさんが、9月に銀座三越に第2号店をオープンするので、その販促物のデザインやら、パンフレットやら、ショーケースやらが追い込みとなりました。

そこで、新宿伊勢丹のあめやさんの状況などを久しぶりに観察しに行きました。すると、ここ最後尾という看板を持った人が立ってます。そこにはなにやら、行列が。。

それもそのはず、先々週の土曜日の「知っとこ」に放映されたからです。その日の売上はものすごいものだったらしいです。そんなこんなで、評判となり、その後も好調な売上です。手作りのスィートリップは製造が間に合わなくて、店頭になくなってしまったのです。ショーケースもさみしげ。

なんとテレビというものは恐ろしいものです。こうしてえいたろうのあめやさんは、大きく大きくなっていくのです。良かった良かった。

そうそう、あめやさんは、そのテレビに合わせて、スィートリップの誕生秘話として、裏方の私のことも語ってくれたらしいです。しかし、思いっきりカットされてしまったとのことで、あめやさんの担当の方は、申し訳ありませんと謝っておられました。

そう考えると、一緒に努力してきたものとしては、少しさみしくなるのが本音です。テレビをたまたま見ていた友人が怒ってました。「どんなに苦労していても、君はいつも裏方なんだね」と言われてしまいました。

だいたい、うちのような企画やデザインや設計やは、表向きは華やかに見えますが、光があたるのは一部の人だけであり、大概の企画やデザインやさんは、責任ばかりが重くて成功しても評価されない、失敗するとデザインが悪いなんて言われたりして、全く裏で耐える仕事であるのです。この意見に賛同するデザイナー諸君は多いはず。

仕事を継続するためには、商品が売れたり、物件が繁盛したり、クライアントに感謝されたりとか、そんなたわいもないほんの少しの楽しみや喜びを見いだす事が必要なのです。かわいいもんです。でも時々、何のために誰のために、企画やデザインしてるのかなと思ってやる気を無くしてしまうことも事実なのです。ゼロからものを考えたり、思いついたりするのって、大変なことなんだよって言いたくなります。この意見に賛同するデザイナー諸君も多いはず。裏方デザイナーの地位向上を計りたくなります。

ああ、、なんだか愚痴っぽくなってきました。今日はもう帰ろう、、

岡部泉

あめやすごい!

2010年7月15日 | izumi | あめやえいたろう物語

■知っとこに出るらしい

再来週の土曜日にあめやさんが、朝の情報番組「知っとこ」で紹介されるらしいです。これまでも、いろいろな番組に紹介していただきましたが、今回はじっくり中身について紹介してくれるらしいです。(あくまで、想定)

こうして、あめやはどんどん広がっていくのです。

岡部泉