洞爺湖へ

2018年5月3日 | izumi | 洞爺湖物語

◼︎熊の子、かわいし、大人の熊、哀し

今日は4時に起きて始発の飛行機で、洞爺湖へ。新しい案件の始まりです。プロジェクトチームの顔合わせ並びに案件の建物の構造などを確かめに行きます。

千歳空港に着くと息は白く、東京の夏日とはえらい差があります。雨の降り続くなかの視察は辛いなと思いながら、洞爺湖に向かいます。今回はリノベーションと新築の合わせ技の旅館です。こういう新しい案件の時はイメージをしっかり掴むことが大事です。空間を見ていると何となくデザインが浮かんでいきます。難関もありますが、だんだんと頭の中で形が浮かんできます。どこの壁が抜けてどう動線ができるのかなども同時に考えていきます。イメージが浮かんでくると何となくほっとした気分になります。

近くの視察もかねて、10分ほど行ったところに熊牧場というところに寄ってみました。そしたら、小さな生まれて3ヶ月の小熊を連れてきてくれました。あぁぁ、その愛らしいことったらありません。シャンシャンはテレビでしか見たことがないのですが、シャンシャンにも勝るかわいさです。ヒーヒーとなく声、まだよく目を見えていないのかわかりませんが、、しかし熊らしい長い爪、いつかこの子も獰猛なヒグマになるんだろうと思いますが、今は上手に動くぬいぐるみにしか見えません。よしよしと抱っこしてあげるとクンクンと匂いをかぎならすり寄ってきます。本当に人間の赤ちゃんと同じです。しばらくこの子と遊んだあと、熊牧場と言われている深いコンクリートの壁の中にいる大人の熊を見に行きます。ここの熊さんたちは冬眠もしないのです。

りんごやクッキーをあげるんですが、もう哀しい。。そんなもんあげられないよ。ここに君は何年いるの、、ここから出たいだろうか、、この熊たちに中にも弱者がいるんだろう、、そんなことを思ったらさっきの可愛いこぐまの将来が暗く哀しい色になってきました。私が熊だったらどんなに森に食べ物がなくなっても野生でいたいなと思うのでした。

岡部泉