札幌へ

2017年3月23日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎雹が降る

東京はすでに春めいて気持ちがよい季節となりました。再び支笏湖の新しい旅館の工事会議のために札幌へ向かいます。なんと日本は細長い。雹が降り始めてきました。北海道は迂闊な格好ではこれません。

今日は全ての客室平面図を仕上げていく日です。全部違うのにしよう!だって面白いじゃない!というオーナーの一言で、そうなりました。パズルをやっている気分です。だんだんと頭が痛くなっていくほど複雑。苦労したわりには、反応薄し。きっとわかんないのです。そうでしょうそうでしょう。自分でも覚えられないのですから。だんだんと説明する方も聞く方も辛くなるのです。

そんなこんなで、頭が痛くなったので昼ごはん休憩。雹が降る街中でしびれる担々麺を食べにいきます。しびれ度合いが選べる担々麺です。こんな寒い日にはナイスチョイス。

こうして私たちの仕事もこれで一段落して、あとは変更箇所を修正し、あらためて図面を整理して、構造計算と申請図面へと向かってもらうことになりました。ここまで長かったなぁ、、4年位前にこの土地にあった建物を生かす計画から始まり、概算が合わなくて頓挫し、次はやっぱり新築にしようということになり、図面を起こしていたら、CLT工法で建てようということになり、そしたら、案外えらい見積もりが出てきて、昨年12月にやっぱりRCにしようってなって、その時すでにクタクタ、、もう年明けから仕切り直しだなって思ってたら、急にオープン日から決まって、おぉーーい、早くデザイン起こせぇ、、間に合わんぞぉってことになって、ここまで3ヶ月全速力で来ました。

本当に長い長い序章の案件なのです。。。

そして、夜ごはんは北海道料理の店へ。毛蟹です!蟹の中で一番甘みあって毛蟹が好きです。それも冷凍じゃないちゃんとした毛蟹です。今年は毛蟹が取れなく、これは貴重品。でももう寝てないから力が出ません。蟹って美味しいけど面倒くさいのです。工事会議で一緒のK料理長が手早くさばいてくれて、あぁ、、極楽。うまぁーーい。辛い仕事もうまいもんで癒されます。

岡部泉

北海道の会議2

2017年3月8日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎現場は雪だらけ

昨日は、見たこともないほど大きなぶどう海老とアワビと北の国の山菜を鉄板焼きでいただきました。フレンチのシェフが鉄板を操る様はなんともカッコイイ。この土地に作る旅館には鉄板焼きやさんも作ります。いいな、北海道には鉄板に似合う食材が沢山あります。鉄板の厚みってどのくらいがいいかなぁとか、、とかなんとか言いつつ、料理長たちとまた夜中まで飲み明かし、、寝不足に加え、やや二日酔い。だめだなぁ。

でもそんな甘えたことは言ってられません。雪降る中、現場チェックに行きましょう。支笏湖の現場は雪に覆われていて、敷地図の傾斜はよくわかりませんが、よく知った土地です。この土地から見える不風死岳は堂々と青い湖に横たわっています。

真っ白な出来立ての雪の上には小さな鹿の足跡が跳ねるように点々と残っています。白樺の向こうにキタキツネがこちらを眺めています。そんな雪に覆われた現場をあちらこちらから見て、昨日まで書いていた図面の露天風呂は大丈夫かなと想像してみます。ここは国定公園なので、建物の制約がかなりありますが、なんとかクリアして進めていきたいものです。ただ電信柱が風景の邪魔だなぁと思ったり。観光立国日本としては、電信柱の埋設をどんどんしていただかないと。

なんとなくイメージはできました。これで東京に戻って立面図へ進みます。

岡部泉

北海道の会議

2017年3月7日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎ぐるぐると頭がまわる

25部屋、全部違う。そんな旅館を作っています。全てがスィートルームとかいうことで、明日の会議のためにじゃんじゃか部屋を作ってみました。でも難関も沢山。それでも案外面白いものです。いつの間にか夜中。結局あまり眠る間もなく羽田空港へ向かいます。千歳空港まで一眠り。

岡部泉

支笏湖のキックオフ

2017年2月16日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎いよいよ始まった

今日は、支笏湖の案件のキックオフです。設計会社、設備の方々、オーナー、そして我々の4社で私たちの基本設計について検討する最初の日です。ここまで10ヶ月、基本ゾーニングで右往左往してきました。ようやくまとまったところで、皆さんに集まってもらいました。ここまでが長かった、、

今回の案件は、新築25部屋、一部屋100㎡以上の旅館です。今はレストランもそうですが、格差の世界です。星を持つブランド店は予約がとれません。価格も半端なく3万から4万もするのです。中途半端な店はもう必要ないような時代です。これでもかとこだわったブランド店か、うまいカジュアル店のどちらかしか要らないようです。ハレとケが明確です。

そう思うと泊まれて食事ができる旅館はもっと高くてもいいように思います。本当に美味しいものを出せる旅館は7万くらいでも良いということになります。旅館にとって、ある程度のスマートなインテリアと露天風呂は当たり前で、何といっても比較になるのは料理です。料理がどうにもならない旅館ではどんなに格好よくてもリピートもままなりません。

今日は料理人さんも参加して会議にのぞみます。よく知った料理人さんでとても熱心でいい料理をしてくれる方です。厨房の面積も大事ですが、今回は器をきちんと納められるところをつくりたいと思います。バックヤードが充実していなければいいサービスもできないということです。まさに旅館は料理が核なのです。

これからは、設計会社の方々に構造に入ってもらいます。今回は同じ部屋がひとつもありません。それもコンセプトのひとつです。これから25部屋のバリエィションをつくっていきます。

来年の7月オープンを目標に長い道のりが始まりました。

岡部泉