碧の座工事会議2

2018年8月1日 | izumi | 碧の座物語

◼︎懇親会

工事が始まって、2回目の懇親会が夕方からあります。工事関係者と我々、総勢30人あまりの夏の大懇親会。飲み放題食い放題の焼肉店。飲み放題食い放題に抵抗のある私ではありますが、皆さんの前の焼肉の大皿がどんどんと空になり、追加されていきます。これぞ醍醐味。一体お店はどう利益が取れるんだろうかと思います。絶対うちのチームは得したと思います。

皆さんを眺めていたら、ずいぶん日焼けして真っ赤になっている人たちがいます。外の仕事なんてまだそんなにないだろうに、、、これはゴルフ焼け。ふーん。。工事関係者、設計会社さん、オーナーチーム、皆さんゴルフの話で花が咲きます。私はゴルフをしませんのでここは茅の外。皆さんでゴルフコンペなどして懇親を深めているようです。何となく嫌だな。何となく工事への集中力がなくなりました。真面目すぎなのかな。。

そう思うと九州の案件の懇親会ではゴルフや遊びの話は全然出なかったな。北海道はゴルフ場の料金が安いということもあるので、ゴルフはだれもがやるスポーツなのかもしれません。ということはこれも地域性なのでしょうか。

岡部泉

碧の座工事会議1

2018年7月31日 | izumi | 碧の座物語

◼︎いよいよ大変なことになってきた

今日は北海道の支笏湖、碧の座の工事打ち合わせです。いよいよ細かく複雑な時期に入ってきました。去年の今頃は大分の日田の旅館で四苦八苦していました。やってもやっても終わらない仕事の量に恐ろしいなと思いながらやっていました。でも不思議とそれが充実に変わるのです。

毎年そんなことをやっているこの充実感がないと寂しいなと思うようになります。人間はだんだんと忙しさが充実感に変わってきて、その辛さが麻痺してくるんですね。

今、その時が始まりました。

岡部泉

碧の座工事会議

2018年7月4日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◾︎だんだんと迫ってきたな

支笏湖の碧の座の工事会議です。現場は杭打ちが始まっています。1階の施工図をチェックしたり、階段の意匠図を考えたりとだんだんと役割が込み入ってきました。いよいよ始まったんだなと感じます。ああ、、恐ろしい。

旅館ってとても細かくデザインがありすぎるくらいあるんです。家を何十軒も作っているのと同じです。廊下があって寝室があってリビングがあって洗面室があってお風呂があってなおかつ外にも露天風呂。。そしてラウンジ、バー、レストラン、キッチン、バックヤード、そして庭。。
今回は、高級旅館だけあって、えらく広い家が何軒も詰まっています。だんだんと気が遠くなってくるのです。

それは現場の誰しもが思っていることでしょう。
これから私のこれでやりましょうの一言がたくさんたくさん重なり有っていくのです。

それでも現場はきちんと納期どおりに終わるのです。そこがえらいところです。さて、飛行機の時間となりまた今度です。
次は夏の納涼会ですねと言ってお別れします。

岡部泉

碧の座定例工事会議

2018年6月8日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎そして懇親会第1回目

碧の座の定例会議です。現場の杭打ちも終わり、山側の山留めを作っています。
なにもなくなった敷地はだたっ広く感じます。ここにあの建物が建つかと思うとその壮観さがこの支笏湖にとって大きな起爆剤になると予感させます。

そんな建物を自分が考えて建てていると思うとその責任の重さと同時に、これからの約1年の仕事量と困難を想像すると背筋がぞっとします。
昨年の1年も苦しかったけれど、さらにそれを超える苦しさが待ち受けているのです。
まだ施工図が出てきていない状態ですので、私の仕事はさほど激しいわけではなく、初めてのゼネコンさんたちのメンバーのとの距離をつめているそんな状態です。

そんな折、さらに距離を縮めるために定例会議が終わった後、第一回懇親会が開かれます。前の支笏湖の工事の時もこのジンギスカンやさんでした。煙が脂とともにモウモウと立ち上るので、社長さんは普段着に着替えての参加です。こういうところは抜かりない。

前日はかなり睡眠不足なので、なんとなく眠い。でもこの長帳場の工事では、定例会議と同じくらいこの懇親会は重要なのです。ジンギスカンやさんでは一体どれだけたべるんだろうって人がいたり、モウモウと大盛況。

席を移し二次会の日本酒までいくと、バタバタと脱落者が出始めて、ソファで寝ている人もチラホラ。お酒を飲めないY君はシラフのまま最後まで参加。酔っ払いの中でえらいね。「もうダメですね」という言葉で解散。最後のメンバーが引き上げたのは夜中の2時でした。いつまでも工事現場は学生のコンパみたいです。

現場事務所のポスターに書いてありました。深酒注意。それはその通りです。しかし、明日はそれぞれにオフみたいでした。こうして皆さんの性格や癖などがわかりつつ、また新しい関係が築かれていくのです。がんばりましょう。よろしくお願いします。

岡部泉

碧の座打ち合わせ

2018年5月8日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎桜も震える

寒いな。桜は今が満開。でも花を味わうのはあまりにも寒いです。お花見気分になるはずがありません。北海道の桜は、梅の花のように辛抱強くなければなりません。咲いてみてこんなはずじゃなかったと震えているに違いありません。

今日は、碧の座の定例会議です。現場の方々の顔や名前が一致していくこの頃、これからいろいろなことが巻き起こっていくだろう、そんな予感がする工事会議でした。
まだ我々もゆっくりとしたペースですが、秋になったら頭が痛くなるほど考えて悩んでいくだろうと思います。今はまだこの余裕を楽しんでいたいと思います。

岡部泉

碧の座キックオフ

2018年4月5日 | izumi | 碧の座物語

◼︎気温差25度、寒い、、

今日は碧の座のキックオフです。たくさんの工事関係者が集まります。私にとってはこれまでの中で一番大きな案件となりました。それにしても長い時間がかかったな、、そしてまだ見積もりは合っていない。。
それぞれの自己紹介で、コミュニケーション良く仲良くやっていきましょうって挨拶もありましたが、本当そうしたいですけど、どうなるんだろうなぁって思いました。しかし、これで営業部から現場へとバトンが移るのでようやくトンネルを抜けた感じがしています。

今後の工事の内容を現場の所長さんと照らし合わせます。
今回の現場は我々が意匠設計ですが、設計監理はK設計さんですが、IOSに則るらしく、相当に書類が細かく多いです。これから何でも変更するときは記載しないといけないので大変だな、、なんて思ったりしました。ルールもないと困るけどあり過ぎるとルールを管理するのが仕事となって、これまた一仕事になりそうです。

キックオフ会議から次は洞爺湖へ移動します。外は雪。昨日の東京は25度の初夏の陽気でした。一体何度の差があるんだろうか。5度よりもっと寒いに違いないです。気温差25度。。これでは体調もおかしくあります。ここ北の国はまだ白の世界です。

岡部泉

地鎮祭

2018年3月20日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎雪の中、神さまが降臨してくれたかな

東京は桜が咲いたというのに、支笏湖は雪。今日は、計画がここ3年にも及んだ案件の地鎮祭です。新しい旅館が立つ広い敷地の中に白いテントが張られています。その白いテントに白い雪が降りしきります。このテントの中で地鎮祭を行います。

幾度となく地鎮祭には参加してきました。今回は全てが新築の案件です。私も設計者として、テントに中に作られた三角の小山に鍬入れをします。
この土地には昔、鶴がたくさん生息していたそうです。その由来から神主さんの衣は雲鶴文様でした。鶴や鹿や熊、昔の生き物たちが自由に飛びまわっていた風景を想像しながら、神主さんの祝詞を聞きます。

この雪にのって神様は工事の安全を祈って降臨してきてくれたのでしょうか。どうぞ怪我なく無事に工事が終わりますように。そして、来年の今頃にはきっと開店の準備であたふたしていることでしょう。それに向かってまた時間との戦いが始まります。

岡部泉

振り出し

2018年3月14日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎見積もりってなんだ

見積もりというものは、本当に合っているかどうかがわかりません。工事の見積もり書は膨大な厚み、約10センチはある、ですのでこれを全部精査するって大変なことです。空色の表紙をみるだけでうんざりします。

まだ工事を始めたばかりのころ、この膨大な見積もりを何日もかけて項目ごとに見直す作業をさせられたものです。建物の巾木のメーター数を図面が全部拾って、価格を出したり、、長すぎますよね、、、全部の巾木の量をだすには、、と思っていましたが、ひとつひとつが積み重ねなんだよと建築の先生に言われてやってました。

でもそんな努力をしても変なところでどかーんって数字は変わってしまうのです。見積もりって一体なんのためにあるんだろうと思います。

信頼した通りにやってくれればいいのにと思っていまいます。それでも今回はちと違う。面積縮めたり冬期工事をやめたりしてこんなに努力したのに。。設計を半年以上もかけて作り直ししてきたのに。。がっかり。なんかおかしい。振り出しです。またそれぞれ持ち帰りで査定をすることにしました。勘弁してくれと言いたいです。

岡部泉

図面揃う

2018年3月4日 | izumi | 碧の座物語

◼︎一体何年やってたんだろう

支笏湖の新しい旅館の設計図面が揃いました。ようやくここまで来ました。25部屋の全てスィートルームという贅沢な旅館です。昨年、一度全部書いたのですが、概算が合わず面積を縮めて再度挑戦。地鎮祭の二日前に中止になったという混乱の館です。地鎮祭に出席するために家で荷物詰めていたら急に中止ですと電話をもらいました。薄々予感していましたが、あああ、、これで振り出しかとがっくり。。

こうして長期化してきた物件です。もう何年やってるんだろう。。。いろいろ企画が変わって、ここに来るまでに4年ほどかかっているんじゃないかなぁ。。我慢大会みたいです。でもこれで何がなんでも通していくはずです。3月20日が二回目の地鎮祭です。

もう準備万端です。あとはどんどんと工事に入ってもらいたいです。来年の4月オープンです。

岡部泉

初出張

2018年1月18日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 碧の座物語

◼︎北の縄文

今年初の出張です。やはり北海道から始まりました。急にオーナープレゼンとなり、企画書をせこせこと用意します。おかげでさらに腱鞘炎が悪化。。悲しく痛い。筋膜リリースは追いつきません。
北海道は例年にない寒波で大雪のニュースが流れていました。覚悟して行ったら、釧路空港には案外雪は少なく拍子抜けでした。今年はこちらは雪が少ないみたいです。これじゃ東京の寒さといい勝負です。

早速プレゼンを始めます。来年4月にオープンするセレブ旅館の建築プレゼンです。昨日改めて企画書の整理をしたのですが、この企画はなんと2016年の1月に提出されていて2年越しの案件です。ようやく基本デザインが出来上がり、1月に確認申請の提出です。長かったなぁ。。

そんななので、皆さんもあらためて企画のおさらいをするのです。私が企画を先行しているみたいで、何だか変ですが、よくあることです。企画というものは、必要なのですが、殊更目に見えることに気持ちが行きがちなのです。不思議に思うのですが、女性の方が企画に関心が深く、男性の方が現物に目が行きがちに思います。これ偏見かもしれませんので、個人的見解として。

ひとしきり企画の説明をし、次はオーナーのご要望をお伺いします。オーディオルームは?ワインセラーは?ゆるっと空間は?とか。それらを網羅してしつつ、基本デザインを再び構成していきます。

この案件のデザインテーマは「北の縄文」です。私の大得意なテーマです。ねじ込んだというのも大げさですが、それに近いです。なんといっても、我々の世界に誇るべき「北の縄文」の文化です。これこそが、模範となるべき文化であったと思っています。今年はこれをさらに深堀していく年になりそうです。

岡部泉