大沼へ

2016年7月29日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■再び大沼へ

この間東京に戻ったばかりですが、三日後に再び大沼へ。今度はうちの社員くんたちもきます。いよいよ家具やら備品の納品があるのです。大沼は東京と違って、案外寒いからと何か羽織る物をもってこないと風邪ひきますよと遠足のしおり的なことを伝えて、大沼についたのですが、えらく暑い。えっなんでと言うくらい。これじゃ東京と同じじゃないと。

おかしいな。急な暑さに備品の納品はホテルの皆さんと行うのですが、みんな汗だくです。でも雨が降らないだけましか。

もうすでにクタクタの私は、何となく指示を出すだけ。若者たちよ、がんばって!

岡部泉

大沼へ

2016年7月28日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■建築検査終了

今週の初めから大沼のオーベルジュは開発審査、消防検査、建築検査と検査が続きます。どれもクリアしながら進んでいきます。いよいよ次は開店に向けてホテル側がバトンを渡されるときとなりました。

でも私はデザイン設計側に人間ですが、すべてのディレクションなので、再び第2ステージへのスタートが切られてような気分です。これから、沢山沢山のハードルを超えていかないといけません。

建物や庭ができても、そこに魂を吹き込むのは人であり、備品なのです。ああ、、これからなんだ。

岡部泉

デポのイランカラプテ

2016年7月25日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■デポって歌うまいんだぁ

夕方、大沼湖水祭りに出直します。デポの出演は夕方からだったのです。ぶらぶらと皆で出かけました。新井満さんが、ステージで千の風の朗読をされています。千の風って不思議な歌詞です。死んでも魂は大きな空を駆け巡っている、、魂って自由なんだな、、でもきっと自由に駆け巡るには、資格があって生きている間の魂レベルがあって査定されるのかな、、

新井満さんの奥様は羊飼いだそうです、7匹の羊を飼っているそうです。そして、奥様はいつも幸せそうにされていて、その幸せの条件を尋ねると、一つ朝健康に起きられること、二つお昼に少しの食べ物があること、三つ夜安眠できること、だそうです。シンプルで根本的な条件です。素敵な奥様だと思いました。

いよいよデポの出番です。アイヌの古式舞踊のあとに歌うはず。しかし、手違いがあって飛んでしまいました。あれっ、、でも新井満さんが気がついてデポ再登場。

イランカラプテとはアイヌ語のあいさつです。こんにちはという意味ですが、その根底には、あなたのこころにそっと触れさせてくださいという控えめな気持があります。美しいです。

デポは浪々と大沼の空に向かって歌い始めます。イランカラプテ〜、、遠くの空に舞うようにイランカラプテは響いていきます。

デポ、やったね。おれ、19日歌手になったんだぁ、、CDも出したんだぁと歌い終わってほっとしたデポは満足そうにいいます。よかったね。スゴい良かったよ。

また現場にイランカラプテを歌いながら戻ります。その背後には大沼の花火が空を染めています。

岡部泉

デポのイランカラプテ

2016年7月24日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■大沼でイランカラプテの歌

偶然、大沼公園で大沼のお祭りで阿寒湖の知り合いでアイヌ人のデポが歌うことを知りました。新井満さんが曲をつくったそうです。早速デポさんに電話しました。「そうだぁ、おれ、歌手になったんだぁ」って言ってました。そうです。デポさんはとても歌も踊りもうまかったのです。じゃぁ工事の合間に聞きに行くねって。みんなで大沼公園に行ってみました。

近くで工事しているのに大沼公園に初めていきました。歩いて5分くらい。こんなに近いなんて。いつも工事現場ばかりでどこにも行く余裕がありませんでした。広々とした芝生と大沼。さわやかな千の風。ああ気持ちいい、、ステージが組まれてのど自慢をやっているみたいです。しかし、デポさんはどうやらもうゲストなので、もっと遅い時間に登場するそうです。そうそう、このステージにまだあまり有名じゃなかった頃グレイもでていたそうです。デポもここからアイヌ初のスターになるのかな。。

また工事現場にもどって出直すことにしました。大沼の花火もあがるらしいです。

岡部泉

オーベルジュの寮

2016年7月23日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■かわいいマンションのような寮

オーベルジュから歩いて3分くらい。現場事務所から30秒。スタッフのための寮ができました。これまではプリンスホテルに泊まっていましたが、今日から寮へ移ります。えっ、いやだななんておもっていましが、新築なのでいい感じです。洗濯機も冷蔵庫もお風呂もクローゼットもTVも何でも揃っています。学生の時のアパートなんて比較にならないくらい、居心地のいいプチマンションみたいなお部屋です。

最近はこうしてESを大切にしているのです。

社長も業者さんたち、みんなこの寮でオープンまでも過ごします。何だか合宿気分です。となると学生のように夜中レストランのホールリーダーの部屋にあつまって部屋飲み大会。まるで良い歳の人たちですが、屈託ない。こんな会社の仕事です。だから辛い仕事も続いていくんだと思います。

同じご飯を食べて同じ時間を過ごして、ホテルが出来て行きます。時には争いもあります。今回は料理の方向性について、もっと熱く考えられないの、オーベルジュって本来何なの?意地悪な課題を突きつけました。

オーベルジュとは、地元の食を愛し、地元の生産者とともに、この土地を食で活性化させる施設のことを言うんじゃない。

明日は料理のみんなで、オーベルジュという意味について、話し合いをしてくれることになりました。

岡部泉

大沼エプイ追い上げ

2016年7月22日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■大沼に爽やかな風が吹く

大沼のオーベルジュエプイの工事も最終段階に入って行きます。今週は開発の検査、建築の検査と続きます。うーーむ。思い返すと1月から始まり、開発の申請、建築確認申請、、、と既存棟の改装と新築レストランの建設とこの半年があっと言う間に過ぎて行きました。なかなかに厳しいスケジュールでした。一体何がいつどんな風に時が流れたのか思い出せず、現場長のH氏とこの半年を順番に振り返りました。

いやぁ、大変でした。でも皆さん、よくがんばってくれました。久しぶりにほっとした現場の皆さんの表情です。今度、お疲れさんの飲み会しよう。

東京の暑苦しい空気から比べるとここ大沼は別天地。爽やかな風が吹き渡っています。ここ大沼は千の風、発祥の地です。またその意味とは違いますが、本当に自然って大事、自然って人を豊かにすると思います。

今日は作り付け家具の取り付けとサイン計画の確認に入ります。そして、細かなチェックをしていきます。

オープンまであと2週間。まさに追い上げです。

岡部泉

エプイ工事会議3

2016年7月4日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■レストランのメニューはどうなる

このホテルはオーベルジュなんですから、食が中心ですし特別な価値がなければなりません。料理長たちが毎日話し合っているみたいです。

ただ、私がねがうのは、楽しい料理です。東京のレストランではないのですから、気取ったスタイルではなくワイワイした楽しいレストランであってほしいと思います。

今回はもう後は皆に任せて、東京に戻ります。

岡部泉

エプイ工事会議2

2016年7月3日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■お昼はお決まりのところで

北海道の旅館やホテルは大概、国定公園の中にあります。大自然がごちそうなのです。となると、お昼を食べるのも選択肢がありません。その中でのお気に入りは二つ。民家のようなおそば屋さん。いつも地元の季節の天ぷらがあるのです。今日は、なんとジュンサイの天ぷら。ジュンサイ好きのわたしは、すかさず、生のジュンサイも注文。そばつゆで食べるのです。

昨日もきたので、顔なじみとなりました。このジュンサイ大きいですねというと、いやいやもっと大きくなるだよと。大沼のジュンサイ採りを見に行きたくなりました。

もうひとつは、ひこま豚やさん。お肉やさんみたいで、お肉の部位と調理法、ステーキかトンカツかしゃぶしゃぶか、そしてソースが選べるのです。いつもフィレのステーキにしてもらっています。ソースはバター醤油。脂もおいしいです。

この二つを行ったり来たりのエプイ工事でした。

岡部泉

大沼エプイ工事会議

2016年7月2日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■エプイ着々。。あと一ヶ月

定期的な工事会議もそろそろ終わりです。もう打ち合わせをするというより、ひたすら工事工事という時にきているのです。今更、何を頼んでも止めることも変えることもできないのです。

渡廊下も姿を表してきました。レストランの暖炉も土台ができました。床のタイルも複雑なのですが、墨出しをしています。がんばってください。

この後、私はサインやブランドに必要なグラフィックをやらなくてはなりません。またいわゆる味付け部分の工夫も必要です。来週は小物や備品の総集編をします。

岡部泉

大沼地鎮祭

2016年2月20日 | izumi | イエローデータデザイン日記, 大沼オーベルジュ物語

■安全を祈念して。

今日は、函館大沼のオーベルジュの地鎮祭です。地鎮祭ととこしずめの祀りですが、今回の工事は、新築のレストランや造園など地面を堀おこしたり、杭打ちをしたりと、氏神さま土地を利用することにお許しを得ることが沢山あります。そのために、リニューアルの時とは異なり、地鎮という行事が加わりました。大体、設計、施工、施主にその役割が振り分けられるそうです。そんなことも知らず、ふらりと行ったら、急に斎鎌(いみかま)を使った刈初(かりそめ)という儀式をやることを命じられました。そうか。私は設計の代表だったのね。ここでは菖蒲の葉を刈り取るのです。えい、えい、えいっと三度目でその葉を刈り取る、つまり抜き取るのです。次に斎鋤(いみすき)を使った穿初(うがちぞめ)、斎鍬(いみくわ)を使った鍬入(くわいれ)と続きます。何と言っても初めてのことだったので、声がちいさかったかな、、ひっそりと神様にお願いしたような感じです。次は失敗しないようにしよう。。

次に初めて体験は、直会の乾杯のご発声でした。普段はどこか偉い方がやってくれるものだったので、ただ座っているだけでした。こんな時に何か言うとしたら施設のコンセプトを話すくらいでした。隣に座っている会長に、何ていったらいいのでしょうかと聞くと、だいだいは工事の安全を祈念してとか言ったらいいなじゃない、とアドバイスを受けました。そうか。そうだった。美大卒はこういうことに弱いです。

でも、壇上にたったら、また違うことをペラペラしゃべっていましたが、最後は皆様のご健勝と工事の安全をご祈念して乾杯!と言えました。社会性って大事ですね。次は早めにこういうことは知らせて欲しいな。練習していったのに。

直会が終わってからは早速工事会議。

そして夜は施工会社さんとの親睦会。飲みニケーションって大事よね。でも最近はこの飲みニケーションが受け入れられなくなったと、皆さん嘆いていらっしゃいました。でも我々昭和の人間はこういうところから、相手を知り、親しみを持ち、今後の工事の協力体制を深めていくのでした。

岡部泉